枕草子 (21世紀版・少年少女古典文学館 第4巻)

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  • 講談社
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本棚登録 : 38
感想 : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062827546

作品紹介・あらすじ

『枕草子』は、平安時代宮中に仕えた女房、清少納言が書いた随筆である。日本の古典の中で「徒然草」とならんで最もすぐれた随筆文学とされている。宮中でのセンスあふれる会話や歌のやりとり、宮廷人の遊びや男女のファッションなどをいろあざやかに描いた段、現代的ともいえる女性感覚で切りとった自然や風物、そして、みずからの体験をふまえた恋愛模様、人間模様などをつづった段と内容はさまざまである。千年の時を経てなお読みつがれる魅力、それは人間の心を深く見すえる目と、四季や風物に対するたぐいまれな感受性にほかならない。

感想・レビュー・書評

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  • 沖方丁の「はなとゆめ」を読んでるうちに、元祖をも一度読みたいなーと思って、読み始める。全章ではないけど、有名な章を網羅し、空気を伝えつつ、響きやすい言葉を使って訳した読みやすい現代語訳でした。

    改めて、千年経っても人は変わらないものだと思わせられる。美しさを愛でること。いらっとすること、いたたまれないこと、カッコ悪いと思うこと。男女の機微。男と女がわかりあえないカンジ。権力争い。どれをとっても、根本的に大差なくて、面白い。なにもかも否定せずに、明け透けに、カラッと紡いでしまう潔さ。豪気な女がいたもんだ。やっぱり枕草子はいくつになっても面白いのがすごい。

  • 今も昔も人の感性は変わらない

  • 読みやすい現代語訳で、楽しく読めました。

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著者プロフィール

1930年、東京生まれ。津田塾大卒。68年、処女作『三匹の蟹』で群像新人賞、芥川賞を受賞。代表作に、谷崎潤一郎賞作『寂兮寥兮(かたちもなく)』、野間文芸賞作『啼く鳥の』、川端康成文学賞作『赤い満月』など。小説の他にも、詩、エッセイ、評論、翻訳など幅広い著作を生み出している。芥川賞など数々の賞の選考委員もつとめた。

「2005年 『大庭みな子全詩集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大庭みな子の作品

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