ヤクーバとライオン (1) 勇気 (講談社の翻訳絵本)

  • 講談社
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感想 : 61
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  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062830126

感想・レビュー・書評

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  • ぱ~っと読んだら、拍子ぬけだった。期待がすごく大きかったから?でも、いい本だと思う。
    (2)も一緒にあるといいのかな。

  • 2013/11/5
    六年生

  • 本屋で立ち読み。
    白黒の絵ゆえに、アフリカの大地でおきた
    ライオンと少年の間の深いやりとりが、
    心に染みてゆく。
    大人になるまえに、少年たちに読んでほしい一冊。

  • 誰にも評価されないことを受け入れることの偉大さ。今の日本人には、よくよく考えていただきたい。

  • 中学生を対象とするブックトークを一緒に担当した他館職員の方が紹介していた絵本。本当の勇気と揺るぎない信頼の物語。

    読んでいて何とはなしに『クリスチャン・ザ・ライオン』の動画を思い出した。筋立てなんかはまるで違うんだけどねー。

  • 仲間はずれにされるけれども、ライオンの命を救うヤクーバはえらい!

  • 真の勇気とは、読んだ後考えさせられる絵本です。
    力強いタッチで描かれた絵は、重厚です。
    読む年代によって、読み手によって、
    いろいろな感想を持つであろう本だと思います。

  • 男の子にお勧めの絵本。絵と文のバランスが良い。できれば、一、二巻両方必読してほしい。

  • 優しさは何事にも勝るんだね・・・

  • この「ヤクーバとライオン」は1と2があり1は「勇気」、2は「信頼」である。本書のテーマは勇気。勇気とは何だろうか。先般、あなたへシリーズの『ゆうき』(著:レイフ クリスチャンソン)でも「勇気」について考えさせられた。本書の訳者のあとがきにも勇気にはいろいろあると記されている。本書で語られる「勇気」についてもそれぞれの思いや立場でしっかりと受け止めて選択できる者でありたいと思う。

     成長した少年たちが戦士として認められるために、ひとりでライオン立ち向かい戦って、倒さなくてはならない。ヤクーバにもその時が来た。ライオンに遭遇し、今こそ勇気を奮い立たせて戦おうと向かったその時、ライオンと目が合った。そのライオンは大きな傷を負って、もはやヤクーバと戦う力すらも残っていなかった。ライオンの目が語りかけた。「おまえには、二つの道がある」と。

     選択の1…ライオンを倒してりっぱな男になったと認められる。
     選択の2…殺さないで気高い心を持った人間になる。

     しかし、後者は「弱虫」として仲間はずれになるリスクがある…と。

     この話の読み方も考え方も自由である。どのように捉えても、どちらを選択しても間違いとは言えない。私たち自身がそれぞれの立場で一方を正しいとし一方を誤りとする。今風に言うなら、一方を勝ち組とし他方を負け組と言うのであろう。ヤクーバの選んだ勇気をあなたはどう思うだろうか? そして、あなたはどちらを選択するだろうか? 「戦う勇気」と「戦わない勇気」について今一度考えてみようよ。

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著者プロフィール

1955年、フランス南部生まれの絵本作家、ティエリー・デデューが放つ、手をつなぎ合ういのちの賛歌。邦訳既刊『ヤクーバとライオン』1、2、『まよなかのたたかい』。

「2021年 『雪ダルマは生きている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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