あるひ ぼくは かみさまと (講談社の翻訳絵本)

  • 講談社
3.58
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本棚登録 : 105
レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (44ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062830669

作品紹介・あらすじ

ある日、テオは森で「かみさま」に出会います。その神様は、変身できるし、水の上を歩ける。でも、オムレツを知らないし、泳げないし、木に登れないし……。そもそも神様って、どんな存在?
ベルギー出身のキティ・クローザーは、若手ながら2010年にアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞した実力派で、全世界的に注目されている作家のひとり。自作絵本の最新作である本書は、“神様”との出会いを描いた話題作。“死神“を採りあげた『ちいさな死神くん』(講談社)とともに、見えざる存在をユニークな想像力で描き出した、読み手にさまざまな考えを喚起させる一冊です。
タイトル文字は、同じリンドグレーン記念文学賞を受賞した日本を代表する絵本作家・イラストレーターの荒井良二さんによるものです。

感想・レビュー・書評

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  • 外国のお話なのに多神教イズムなのがステキ☆

  • あ、もしかしたら神様はそんな風に形を変えていつもそばにいるのかもしれない

  • 道を歩いていたら神様とであった「ぼく」のなんてことない一日。
    この神様は絶対的な神様じゃなくて、そこらに転がっているような多神教の神様。
    できることできないこと、知っていること知らないことが普通の人間とはズレている気のいい異形。
    みためがちょっと、でいだらぼっちっぽい。

    ええ、神様ってたくさんいるの?という意外性は多神教の国の私にはよくわからないけれど、素朴で普通な神様はしっくりくる。
    この普通っぽさは「ちいさな死神くん」http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/4062830558にも通じるか。

    オムレツをごちそうになったら自分でお皿を洗おうとしたり、怖がらせちゃったら焦ったり、神様はいい人っぽい。
    われ様http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/4434120972や、リューベツァールhttp://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/4378014947と同じにおいがする。

    不思議な力でドーンと何かを変えてくれるわけじゃないけど、自分のどこかがちょっと変われる、そんな出会い。

  • かみさまのオレンジ色が印象の残る絵本。
    温かみがあっていい色だけど、オーラみたいなものなのだろうか。
    かみさまと若者の出会いは、お互いに知らないことを教え合ったり、影響を与え合う理想のようなものでこちらも和む。

  • [墨田区図書館]

    図書館の特集コーナー"かみさま"にあった一冊。幼児の線描き風な独特の絵柄。筆者は耳が不自由で幼少期から絵やサインなどものごとの裏に隠された意味(要は音≒言葉、以外の示す意味と言いたいんだろう)に惹きつけられていたらしい。

    ある日森で出会った神様とのやりとりから、「自分よりも凄い人(こと)が必ずしも凄いのではなく、出来ないと思っている自分のほうが出来る(優れている)こともある」といったメッセージ性のある本。

    ただ、さほど前面に押し出しておらず押し付けがましくないので、子供だけで読むとそんなことは気にせず単にお話を楽しむだけかも。読み聞かせでも意図的にそうしないと、二人の交流の面白出来事本としてしか読めないかもなので、あまり使えないかな。

  • 不思議な気持ちになる絵本

    また読み返したい

  • ある日テオがかみさまと出会う。
    不思議な味わいの、しずかな絵本。
    テオにはかみさまという意味があるんだって。

  • かみさまだって万能ではないのだ。
    "ぼくがぼくであること''の素晴らしさ。

  • 絵本

  • 30年度  3-3
    8分

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著者プロフィール

1970年、ベルギーのブリュッセル生まれ。1994年デビュー以降、数々の作品を発表、現在はオランダに住み、ふたりの子どもを育てながら創作活動を続けている。1994年「わたしの王国」で作家デビュー。以来、多くの作品を刊行し、また、装画も手がける。2003年「こわがりのかえるぼうや」、2005年「ちいさな死神くん」で、オランダで最も美しい子供の本に贈られる賞の一つである銀の画筆賞を、2010年アストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞。

「2020年 『おじいちゃんとの最後の旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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