ジャーニー 女の子とまほうのマーカー (講談社の翻訳絵本)

  • 講談社 (2013年11月29日発売)
4.21
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Amazon.co.jp ・本 (44ページ) / ISBN・EAN: 9784062830775

作品紹介・あらすじ

ニューヨーク各紙で大絶賛! アメリカのイラストレーター、アーロン・ベッカーが描く文字のない絵本。

少女が赤いペンで部屋の壁に描いた扉。それは魔法のような世界への入り口だった!
ボート、気球、魔法のじゅうたん……。
さあ、扉をあけて、めくるめく大冒険が待ち受ける旅、”ジャーニー”に出発しよう!

やわらかく繊細な色使い、しなやかな線で描かれた緻密な背景。
眺めているだけでも美しく、「デビュー作にして巨匠の仕事」(ニューヨークタイムズ)、「この本を読み終えた子どもたちは、きっとすぐに次の冒険を想像し始めることだろう」(スクール・ライブラリー・ジャーナル)などニューヨーク各紙で大絶賛!

2014年コルデコットオナー賞受賞作品。

感想・レビュー・書評

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  • ニュ-ヨ-クタイムズ紙が「デビュ-作にして巨匠の仕事」と大絶賛し、2014年コルデコットオナ-賞を受賞したイラストレ-タ-<アーロン・ベッカ->の展覧会場のような文字のない絵本。・・・赤い扉、赤いボート、赤い気球・・・少女が手にする赤いマーカ-(マジックペン)で描く絵は、魔法の世界への旅の入り口だった! 胸ときめく大冒険には、紫のマーカ-をもつ少年との運命の出会いが待っていた!・・・ 目の覚めるような繊細でしなやかな配色、緻密な背景画は、一篇の言葉も必要としない、めくるめく物語への招待状!

  • セリフはなく、絵だけでよませる絵本。
    でも、自然と言葉が出てきます。
    マーカー一本で世界を飛び回る姿は、これぞまさにファンタジーの真髄!
    最後もいいですね⭐︎
    こどもちゃんそれぞれの空想の羽根を広げてもらえる良い本です!

  • 絵がとにかくキレイ!
    字がないのが逆に引き込まれます。

  • 文字のない絵本。少女が手に入れたのは、まほうのマーカー。部屋の壁に扉を描いて駆け出したら、めくるめく冒険が待っていた。ボートを描いて川を進み、気球を描いて空に浮かび、魔法のマーカーとともに縦横無尽に飛びまわるようすに終始わくわくする。やわらかく繊細な色使いで描かれる幻想的な風景の美しさにうっとりした。

  • じゃ、いち、にい、いち?M7

    本当に絵本じゃん。絵だけってすげえ。
    このマーカーほしい。
    赤と紫か、できれば色は紫の方がいいな。
    だって紫は目立たないだろ。
    空に赤い飛行機は目立つだろ。紫の方が目立たないだろ。S10

    誰にもかまってもらえなかった少女が部屋の隅でみつけた赤いマーカー。
    それで壁に扉を描くと、その扉の向こうには。
    ほの暗い景色の中に彼女が描く赤いもの。
    洋風旅の絵本。
    やわらかな絵が見応えたっぷりで何度も読み返しては新たに発見をする。
    ラストもほんわかとして楽しい。

  • 字がない絵本
    赤いペンを手にした女の子
    扉を描くと、その扉は開いて違う世界へ
    字はないけれど、彼女の冒険に引き込まれます

  • 絵だけの絵本
    それが一層すてきな世界感を強めている。
    マーカー一本でどんどん世界を開いていける。

  • 3歳〜。
    大人にもおすすめします。短時間で上質な物語を味わいことができる。
    素敵な世界観、魅力的な絵柄、細部が生きるよくできたストーリー。
    ディズニー、ジブリと類似する高い完成度。

  • 文章のないファンタジー世界を旅する物語。
    ひとり旅のラストがよい。

  • 文字のない絵本。本当に素敵。

  • 字のない絵本。解説なしで、ぜひ女の子と一緒にジャーニー、旅に出て下さい。
    読み終わって深い満足にひたれるはず。
    とってもとってもオススメ!
    絵が美しい。
    『ハロルドとむらさきのくれよん』系。

  • >ある少女が手にした不思議な赤いマーカー。
    そのマーカーこそ、少女をスリルと興奮に満ちた冒険に導いてくれる、魔法の杖だった。
    少女がそのマーカーで、部屋の壁にドアを描くと、本物のドアが現れた。
    さあ、めくるめく大冒険が待ち受ける旅、「ジャーニー」に出発しよう!

    文字のない絵本。
    アメリカのイラストレーターアーロン・ベッカーさんのデビュー作とのことです。
    赤い色がとても効果的!

    次々とやってくる危険をマーカーを上手に使って切り抜ける少女の不思議な冒険物語に夢中になってしまいました。
    そして旅の終わり・・・素敵な出会いにもうれしくなりました。

  • 字のない絵本。少女が魔法のマーカーを手にしたとき、不思議な世界への扉が開きます――。
    とにかく絵が魅力的です!水路が張り巡らされた城下町、からくり細工のような空飛ぶ船、夕日に照らされるアラビアンナイトの街…すこし大きめサイズのページいっぱいに広がる世界にすいこまれます。冒険的なストーリーと美しい絵に、ページをめくるたびわくわくしました。

  • 個人的にはゆきてかえりしだともっと良かった。

  • 文字のない絵本。文字はないんだけど、すごく大冒険なの!
    絵も魅力的な、壮大なファンタジー。
    続編もある。

  • 字のない絵本。描いたものが現実になる不思議な赤いマーカーを持つ少女の冒険。絵だけで伝わるストーリー展開で子供から大人まで楽しめる絵本。

  • 本好きが言うのも何だが、言葉が書かれていないことで、読む人の世界観に合わせて、物語が拡がったり、深まったりするんじゃないか。感じ方の自由度が大きい気がする。それは、きっと冒険を楽しむために大事だと思う。ありがとう。

  • 言葉が必要ない絵本は全世界の子が楽しめる。大好きなアーロンベッカーの本。

  • これを読む子供たちはきっと想像の中でわくわくが湧き出てくるにちがいない。
    いや大人にも。

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著者プロフィール

イラストレーター・デザイナー。天文学の教師だった母親の影響を受け、宇宙の絵を描き始める。映画のデザイナーを経て、初めて発表した『JOURNEY』は、刊行後すぐに、ニューヨークの子どもの本のベストセラー入りを果たし、コルデコット賞オナーブックを受賞した。本作はその続編で、「この絵本をきっかけにして、子どもたちが想像する楽しさに気づいてほしい」という願いがこめられている。マサチューセッツ州アマースト在住。

「2017年 『リターン 洞くつ壁画のまほう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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