ムーミンやしきはひみつのにおい (講談社の翻訳絵本)

  • 講談社 (2014年10月22日発売)
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本棚登録 : 131
感想 : 9
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  • 本 ・本 (52ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062830829

作品紹介・あらすじ

ある秋の夜。ムーミン屋敷にしのびこむ黒いかげ。事件のにおいをかぎつけたちびのミイとムーミントロールが、ムーミン屋敷を大探索。スクルッタおじさん、ミニ、クニット、スクルット、トフト、スナフキン、ティーティ・ウー、ミーサ、ホムサ、スノークのおじょうさん、トゥーティッキ、ママ、パパ……屋敷にいたみんなが台所に集まったとき、なにかが起こる……!
トーベ・ヤンソンが自ら手がけた数少ない絵本のひとつであり、唯一の写真絵本である作品の日本語版がついに刊行。トーベが友人であるトゥーリッキたちとともに、ムーミンら登場キャラクターの人形はもちろん、ムーミン屋敷やその家具まで手ずから3年がかりで作り上げたものを、弟であるペル・ウーロフが撮影したもの。そのムーミン屋敷のドールハウスは、フィンランド・タンペレにあるムーミン谷博物館で展示され、その精巧さに長年人気を博しています。トーベが制作した唯一の写真絵本という意味でも、彼女の生誕100年の記念イヤーである2014年を彩る一冊となるでしょう。

感想・レビュー・書評

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  • トーベ・ヤンソンの写真絵本!

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    http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062830829

  • 手作り感あふれる作品。
    ムーミンらしい、ダークな雰囲気を感じられてグッとくる。
    楽しいかと言われると答えにくいが、ムーミンて、こんなもんだよね。

  • ちょっとよくわからなかったけど絵?は良かった

  • ムーミンやしきの模型を作ろうと思った。

    それで、本書が役に立つかなと思ったけど、
    外観がなく屋敷内の事柄に焦点があてられている。

    週刊組立本を発行しているところが、かつてその様なムーミンやしきの組立模型本を発行したことがあった様だ。

  • 実写版のムーミン屋敷の写真とともに
    物語が進行していきます。
    いつものムーミンとは一味違います。
    それにしても、ムーミンの家には人がいっぱい。

  • ムーミン初の写真絵本ということで読みました。ムーミン屋敷の様子が凄く凝っていて、キャラクター達も可愛いです。「誰にもひみつがあるだろ~」と叫ぶムーミンパパが素敵です。

  • 原著は1980年出版の写真絵本。
    ムーミン屋敷とキャラクターがそのまま立体になってる。
    キャラクターの顔はトーベが責任を持ったとのことで、安心のでき。
    つくるの楽しかっただろうなという雰囲気がでていて楽しい。

    その人形たちが主役なので、話はやや散漫。
    みんな登場させたくてオールキャストものみたいになってる。
    知らないキャラクターもちらほらいる。
    たぶんムーミンシリーズを読んでいない人がいきなりみたらわからないんじゃないかな。

    それでもムーミンシリーズの特徴である「包摂」がずっと物語をつつんでいて、ああやっぱりムーミンいいなあとホッとする。
    これの本はきっと、ファンであればあるほど楽しい。


    訳はあんまり好きじゃない。
    キャラつくりすぎだし言葉をくずしすぎ。
    折り返しの説明の書き方も、あんまり好きじゃないなと思った。

  • ミニチュア写真で表現されたムーミンの世界。

    イラストの絵本とは違った味わいが…。

    スティンキー、やっぱり君か(笑)

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著者プロフィール

1914年、ヘルシンキ生まれ。画家・作家。父が彫刻家、母が画家という芸術家一家に育つ。1948年に出版した『たのしいムーミン一家』が世界中で評判に。66年、国際アンデルセン賞作家賞、84年にフィンランド国民文学賞を受賞。主な作品に、「ムーミン童話」シリーズ(全9巻)、『彫刻家の娘』『少女ソフィアの夏』(以上講談社)など。

「2023年 『MOOMIN ポストカードブック 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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