森のパンダ (講談社の翻訳絵本)

著者 :
  • 講談社
3.67
  • (4)
  • (1)
  • (6)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 42
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062831017

作品紹介・あらすじ

山あいに生まれた赤ちゃんパンダと、育てるおかあさんパンダ。やがて独り立ちを迎え……。野生パンダの生態を描いた貴重な絵物語。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 地しんでけがをした子どものパンダを、おばあさんが保護センターに連れて行ってくれた。おばあさんは、放っておかずに助けたところがやさしいし、ものすごく力持ちでかっこいい。
    絵は、本物そっくりにかかれている。色は白と黒なんだけど、それだけじゃなくて、灰色もたくさん使われていて、白と黒をつなぐような感じがする。だから、すごくやさしい絵だと思った。(小4)

  • 動物の親離れは、はっきりしている

  • 2023.2.1 5-3

  • 2022.5.26 4-2

  • 森の中でパンダの赤ちゃんがうまれました。やさしいおかあさんのそばで、赤ちゃんパンダはどんどんおおきくなりました。ところが、1さいになると、おかあさんはどこかへいってしまいました。じぶんでたべものをさがすのはたいへんです。おいしいにおいにひかれて、人の家の中にはいってしまい…。
    活き活きとしたパンダの描写がすばらしい。かわいくて、でもきちんと生態をとらえていて。物語としても、思いがけないことがおこったり、やさしい人に助けられたり、とてもおもしろい絵本で。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

唐 亜明(Tang Yaming タン・ヤミン)

北京生まれ。早稲田大学卒業、東京大学大学院修了。編集者として多くの絵本を手がけた。
主な著書に『ビートルズを知らなかった紅衛兵』『さくらの気持ち パンダの苦悩』(以上、岩波書店)、『翡翠露』(TBSブリタニカ、第8回開高健賞奨励賞)、絵本に『ナージャとりゅうおう』(講談社、第22回講談社出版文化賞絵本賞)、『西遊記』(講談社、第48回産経児童出版文化賞)、中国語の翻訳書に上皇后美智子様著『橋をかける』(少年児童出版社)、佐野洋子著『100万回生きたねこ』(接力出版社)、日本語の翻訳書に姜戎著『神なるオオカミ』『大草原のちいさなオオカミ』(以上、講談社)などがある。中国語の著書・翻訳書は100冊以上。
現在、中国の児童書出版「小活字」編集長を務めている。

「2023年 『わたしのかみひこうき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

唐亜明の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×