はっけよい! 雷電 (文学の扉)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062832434

作品紹介・あらすじ

小学6年生の主人公・吉田太郎は、ひょんなことから江戸時代の相撲場にタイムスリップしてしまいました。そこで出会った名大関・雷電とともに、誘拐事件を解決したり、相撲をめぐる藩と藩の争いに巻き込まれたり、天ぷらの揚げ方のコツをつかんだり……。ハラハラドキドキの楽しい日々が続くのですが、現代に戻らないわけにはいきません。
いよいよ千秋楽。太郎は雷電と相談して、対戦相手を体の上に投げてもらい、気を失って東京に戻るという作戦を立てたのですが……。
巻末には、「主人公・吉田太郎の自由研究 雷電為右衛門関と大相撲のすべて」が掲載されています。雷電の実物大の手形や当時の番付など貴重な資料がいっぱいで、相撲が大好きになることうけあい! です。

感想・レビュー・書評

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  •  じいちゃんと両国国技館の土俵下で相撲を見ていた太郎(12歳)。落ちてきた力士にぶつかり気が遠くなり、気がつくと誰かにかかえられていた。その人は、江戸時代の名力士・雷電為右衛門。太郎は、どうやら江戸時代にタイムスリップしてしまったらしい。

  • おじいちゃんに連れられて国技館にお相撲を見に行った太郎くん。
    土俵際で大きな力士が上から降ってきて…。
    目が覚めたら…。
    史上最強力士といわれた雷電為右衛門(1767年~1825年)と太郎くんの物語が始まります。
    まるで落語を聞いているような軽快なリズムに、児童書ということも忘れて、楽しめました。

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著者プロフィール

吉橋通夫(よしはしみちお)1944年岡山県生まれ。法政大学文学部卒業。『京のかざぐるま』(岩崎書店)で第29回日本児童文学者協会賞、『なまくら』(講談社)で第43回野間児童文芸賞を受賞。おもな作品に『風の海峡(上・下)』『すし食いねえ』(共に講談社)『小説 鶴彬』『風雪のペン』(共に新日本出版社)『ずくなし半左事件簿』『早変わりで候』(共にKADOKAWA)など多数。

「2022年 『ことばっておもしろい!同音異義語・同訓異字/対義語・類義語(全3巻)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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