黒猫・黄金虫 (21世紀版・少年少女世界文学館)

  • 講談社 (2010年12月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (298ページ) / ISBN・EAN: 9784062835633

作品紹介・あらすじ

推理小説の元祖が紡ぎ出すエンターテインメントの王国
「まさかこの黒猫、魔女が化けたのでは……?」酒におぼれた男がたどる、悪夢のような恐怖体験
冒険、正義、愛情、涙と笑い――世界の名作にドキドキ、ワクワク

ミステリー・推理・探偵というジャンルの小説は、読みだすと、読者をその世界にひきずりこんでしまう、ふしぎな魅力があります。このような小説をうみだしたのが、エドガー=アラン=ポーで、いまから約170年ほどまえの人です。ポーは短い小説がとくいで、恐怖や怪奇、なぞの世界を、数学の問題を解くような方法で解きあかす物語をつくりだしました。現代の、推理小説の形式のほとんどをつくったので、推理小説の父とも、元祖ともいわれています。ポーの世界がいつも新鮮でおもしろいのは、どんなミステリーでも、冷静な分析による推理で、なぞを解きあかすからです。さあ、ポーの世界で、なぞ解きの知的な頭のゲームをたのしんでください。

世界中で少年少女に愛されている文学作品は、21世紀の日本の子どもたちに、国際人として欠かせない教養をもたらします。楽しく読みながら世界各国の歴史や文化も学べる、興奮と感動の「世界文学全集」の決定版です。

<目次より>
黄金虫
黒猫
モルグ街の殺人
ぬすまれた手紙
おとし穴と振り子

みんなの感想まとめ

ミステリーと推理の魅力が詰まった物語が展開され、読者を引き込む力を持っています。エドガー・アラン・ポーの作品は、短編の中に恐怖や怪奇、謎解きの楽しさを凝縮しており、特に「黒猫」や「黄金虫」などの代表作...

感想・レビュー・書評

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  • 「黒猫」
     古典中の古典。江戸川乱歩のペンネームの元であるポーの代表作です。こわがりの人は読んではいけません。読んだ後しばらく、猫におびえて暮しました、私。
    (一般担当/あほうどり)平成30年10月の特集「ミステリーを読もう」

  • 猫のはなしを読みたくて、借りた。

    酒におぼれたひねくれ者の「わたし」は、かわいがっていた黒猫・プルートーの右目を抉り、絞め殺してしまう。
    罪悪感と恐怖感から、同じような黒猫を飼って今度は大切にしようとするが……。(「黒猫」)

    表題作二作だけ、読んだ。
    実は、エドガー・アラン・ポーを読むのは初めて。
    これが恐怖小説……「黄金虫」は推理要素もあるけれど、途中までは異世界に迷い込んだようなもったりした空気感で、眉をひそめてページをくる。
    暗号のあたりはおもしろくて、こういうのを好きな子どもは、理系なのかなぁなんて思う。
    「黒猫」は、もう、始終不気味。
    なんで?と思うけれど、ありえないとも思えないところが、いやぁな感じ。
    夜に読んでいて、ときどき、ぞくりとした。
    最後はやっぱりね、という感じ。
    あっさりと終わるのだけれど、それがまた後味が悪い。
    このシリーズは注が多くて、親切ながら目にはうるさい。
    子どもは読み飛ばして、わからないところの注だけ拾うのかな、読みやすいんだろうか。

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