- Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062836074
作品紹介・あらすじ
青春を、おかしくするのはつきものだ!
阿良々木(あららぎ)暦が直面する、完全無欠の委員長・羽川翼が魅せられた「怪異」とは――!?台湾から現れた新人イラストレーター、“光の魔術師”ことVOFANとのコンビもますます好調!西尾維新が全力で放つ、これぞ現代の怪異!
感想・レビュー・書評
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オーディブルにて、物語シリーズ第2巻。
『なでこスネイク』
妹の友人、千石撫子、蛇に巻き付かれた少女。
撫子は同級生の女の子から「呪い」をかけられ、自力での解呪のために蛇を殺しているところを阿良々木と神原が遭遇する。
すでに蛇切縄は全身に巻きつき、あと少しで撫子を呑み込まんとしていた。
『つばさキャット』
ゴールデンウィークに猫に魅せられた羽川翼。
羽川の怪異は一応解決しており、その間の記憶は失っていた。しかし羽川は度々頭痛を訴えるようになり、そしてある日、羽川のSOSに駆けつけた阿良々木が見たのは、頭から出ている猫耳だった…。
オーディブル版のナレーターは、アニメでひたぎの声を担当された斎藤千和さん。独特の低めボイス。
前半の戦場ヶ原ひたぎとのデートは、ツンとデレが炸裂している。でもどうも、小学生の真宵や、中学生の撫子の声には合わないから、阿良々木との掛け合いも面白く聞こえない…と思っていたら、後半に登場するブラック羽川とはこれまたマッチしていました!
ブラック羽川の猫語?ニャン語?が可愛く、そしてちょっと色っぽい。
「斜め七十七度の並びで泣く泣くいななくナナハン七台難なく並べて長眺め」の早口言葉、声優さん大変だっただろうなー!笑
言葉遊びの中には、漢字の言葉遊びも多いから、オーディブルだと時々わからないところがある。いやそれにしても、これだけ色々と、息つく暇なくポンポンと出てくるボケツッコミには感心してしまう。
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物語シリーズ1作目の下巻。
この巻は2編からなります。
千石初登場。
主人公でモテるやつはみんな鈍感(笑)
結構無茶苦茶な内容です。 -
今回は、上巻に続いて千石撫子のなでこスネイク、羽川翼のつばさキャットの2つの物語が始まります。
主人公とヒロイン達との言葉の掛け合いが面白かったです。何回もプッと笑ってしまいます。
阿良々木と戦場ヶ原との初めてのデートシーンが印象的で、父親の車で目的地の天文台に行く場面でのセリフの掛け合いは特に面白くて、2人が野原で寝転がって夜空を見るシーンは素敵だなーと思いました。 -
千石撫子ちゃんは超有名な『恋愛サーキュレーション』で先に知っていて、歌から勝手にヤンデレキャラなのかなと思っていたけど、こんなにか弱くてかわいい子だったのね。
それぞれキャラがたっていて面白い。どんどん出てくるキャラクターとの掛け合いが楽しい。引き続き物語シリーズを読み進めたい。 -
七年前、化物語を読んで戦場ヶ原に惚れた。
登場人物たちの軽快な会話に夢中になって、寝る間も惜しんで読んだ。
そりゃあもう何回も…
アニメになると聞いて反発を感じたが、「君の知らない物語」を聴いて杞憂は吹き飛んだ、って言うか泣いた^^;
その後のシリーズにはちょっと?な作品も散見されたけど、そんなことは気にならないくらい化物語上下は好き過ぎる。
今思うと少し恥ずかしいくらいのハマりっぷりだったけど、読んでよかったなあと思います。
未読の方は是非! -
下巻の方が楽しい掛け合いが増えて読んでて面白い。
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異質な感じのアニメだったが、原作もなかなか面白かった。展開より言葉のやりとりが秀逸。しかし鈍感で何故か女性にもてる優しいだけの男って、とある魔術シリーズの当麻に似てるなぁ~、こういう若者向けのパターン?アニメで戦場ケ原は嫌いなタイプだったが、原作で見直し。暫く語シリーズも追いかけてみます。
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忍野メメの去り方がかっこいい。あれこそ、別れが苦手な忍野メメ。あれこそが親愛の証…
なにかいいことでもあったのかい?
著者プロフィール
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