DDD 1 (講談社BOX)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1924
感想 : 196
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062836098

作品紹介・あらすじ

それは骨の軋む幽(しず)かな夜。花開くような、美しい命の音。
――Decoration Disorder Disconnection

感染者の精神だけでなく肉体をも変貌させる奇病、A(アゴニスト)異常症患者――俗に言う“悪魔憑き”が蔓延(はびこ)る世界。左腕を失った男、石杖所在(アリカ)と、漆黒の義手義足を纏い、天蓋付きのベッドで微睡(まどろ)む迦遼海江(カイエ)の2人が繰り広げる奇妙な“悪魔祓い”とは――!?
“日常”と“非日常”が溶け合う“たった今”の世界を“奈須きのこ”という稀代の才能が描破する!

衝撃の“新伝綺”新章!物語は境界の“向こう側”へ!

感想・レビュー・書評

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  • 悪魔憑きという病気(脳がストレスを受けすぎてそれを解消するために身体に新しい機能を持った新部という部位を形成する)にかかった人と主人公との戦い。新部を形成してしまった物は多大なストレスにより精神的にも破綻、新部は他の人間に害をなす事が多く捕まえて病院送りにしないといけないというもの。設定も面白く、叙述トリックも良い感じ。2巻までで止まってしまって何年も経つらしい…。せっかく読んだので続きが出てほしいなぁと思う。

  • TYPE-MOON作品は学生時代に触れていましたが、いつのまにか離れていました。
    FGOでまだ戻ってくることができたので、片っ端から読む事を計画しています。

    その手始めにDDD読み始めました。
    A異常症患者=心の可視化、具現化なのかなと思いました。
    奈須きのこだなーと感じられる作品で懐かしくて嬉しかったです。

    ドクターロマンって言葉出てきてちょっと吃驚した。

  • きのこさんの本ということで購入。
    独特の文章は健在。全体的に暗い雰囲気が続くが、それがいい。
    割と表現がグロい。

  • 鎌倉などを舞台とした作品です。

  • 設定からしてなんという俺得感。相変わらず叙述トリックは多用してるから読みにくいけど面白い

  • 誰が話しているか、を間違えやすいつくりになっていて面白い。わかった上でもう一度読み返したい。ドクターロマンでびっくりしたが、アーキマンではないんだね。

  • 型月はいくつか触れてる状態で奈須きのこ作品読み。
    作品が厨二病的で若いなあと思う。

    なぜあそこに彼女の携帯が落ちていたのかは気になるところ。
    (黒幕とかを疑ったりもしたけども)

  • 世界観つかむまで時間かかりましたが一章読み終わった頃から一時間くらいで読めました

  • 中々、世界に入れず、入ったと思ったらひっくり返され、最後まで腰が落ち着かず、時間もかかりました。下巻ではもう少し楽しめるといいのだけど。

  • 社会問題や家庭問題が異能とドッキングした珍しい伝奇小説に感じた。一巻の文章の感じ、フォントや装丁も好き。

    個人的にはおすすめしてるが、続きが出ない…でも連作短編なので、ちゃんと一話ずつにオチがつく。

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著者プロフィール

ゲームシナリオライター・小説家。ノーツ所属。シナリオを手がけた主なゲームに『月姫』『Fate/stay night』『Fate/hollow ataraxia』など。小説作品には『空の境界』『DDD』『月の珊瑚』などがある。

「2022年 『空の境界 the Garden of sinners(11)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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