ひぐらしのなく頃に 第1話 鬼隠し編 上 (講談社BOX)

著者 : 竜騎士07
制作 : ともひ 
  • 講談社 (2007年8月2日発売)
3.47
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  • 本棚登録 :581
  • レビュー :71
  • Amazon.co.jp ・本 (369ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062836371

作品紹介

昭和58年。のどかな雛見沢村に伝わる秘祭・綿流しに潜む決して犯してはならなかった禁忌に触れたとき、転校生・前原圭一の“日常”は“非日常”に一瞬にして染まり、二度とは戻ることはない……!?

かつてない恐怖、そして来るべき未来の物語(ストーリーテリング)の可能性を斬新に詰め込み、あらゆるメディアを席捲したゼロ年代の記念碑的一大ムーブメント、『ひぐらしのなく頃に』の最終形態は、今ここに「小説」として結晶する――。

これぞ小説。『ひぐらしのなく頃に』の到達点にして新たな原点!

ひぐらしのなく頃に 第1話 鬼隠し編 上 (講談社BOX)の感想・レビュー・書評

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  • 昭和58年、東京から人里離れた雛見村へ引っ越して来た転校生、前原圭一。
    可愛らしい仲間たちと部活に励む楽しい毎日が、村の祭りである“綿流し”の夜から、圭一の周囲が徐々に歪んでいく。


    2002年のPCゲーム発売から、漫画・アニメ・家庭用ゲーム・映画・ドラマCDと、あらゆるメディアミックスを経て発展していく今作品が小説化。
    イラストのユルさに油断すると飲まれてしまうかも。

    世界観は至って「ときめきメモリアル」。
    過疎化のため学校は1クラスで学年混在。
    専ら妹キャラの“美少女”たちと独り言の多い主人公によって楽しい毎日が綴られていく。
    村の事を何も知らない主人公と、何かを隠す仲間たち。
    壊したくない日常と、知りたい真実。

    目の瞑りようのない事件を目の当たりにした時、自分の周りにあった全てが“敵”となり、“謎”となり、“恐怖”となる。

    有り勝ちだったようで無かった展開。
    「ときめきメモリアル」×「SIREN」といった感じだろうか。
    触れていた心地の良いものが、目を開けるとグロテスクな異物だったような、知らなければ、いつまでもまどろんでいられたような。
    取り返しのつかない喪失感に身動きがとれなくなる気分。

    振り幅が大きいだけ、その衝撃は痛みを増す。

    最近、この漫画版を所持していた少女が、斧で父親を殺害するという事件が実際に起きた。直接的な影響があったかどうかはわからないが、この作品にも登場人物が豹変し、凶器を振りかざすシーンがある。
    「ドラえもん」のしずかちゃんが金属バットを持って襲って来るくらいの振り幅で、とても衝撃的な物語である。

    メディアは心の闇、特に子どもの闇を、すぐ何か別の物へ責任転嫁したがる。
    時に映画だったり、ドラマ、ゲーム、最近ではネット社会へ投げ込む。
    向き合うこともせずに封じ、都合良くセラピーを行い、その結果、模倣犯を産み続けている。

    「ルパン三世」を封じれば、世の中から窃盗がなくなるだろうか。

    「プライベート・ライアン」や「地獄の黙示録」を封じたならば、世界から戦争がなくなるだろうか。

    よく考えてみて欲しい。これら作品の持つメッセージは勧誘ではない。
    咀嚼し、解釈すべきだ。

    足りないのは理解力である。悪影響は周囲の傲慢から生じてしまう。



    竜騎士07、その他の著書

    ・怪談と踊ろう、そしてあなたは階段で踊る
    ・学校妖怪紀行 第八怪談募集中
    ・うみねこのなく頃に(ゲームシナリオ)

    などなど。

  • 元がゲームということもありキャラクターの設定が個性的。上巻は圭一のイイ性格を把握しつつ女の子たちの反応を見ていきつつ「綿流しの日に起こる事件」の概要を一つ一つ拾っていく感じ。事件の布石を一つ拾うごとに不穏な雰囲気がじわじわ染みてくるところに惹き付けられました。みんなで仲良くワイワイしていたところにラストの……。とてもいい引きでした。鬼隠し編では富竹さん推しです。

  • アニメ見なかったので小説を読んでみた。まだ上巻だからだろうか、謎という謎が出てこない。トランプや鬼ごっこ等ゲームの話に力点を置きすぎているせいか、バラバラ死体の謎もイントロで終わっている気がする。
    下巻が楽しみだ。

  • いつかは手を出す気がしてたこのシリーズ。
    とうとう手を出してみましたw。
    ゲームが母体になっているのは知ってましたが
    その作者が完全に原点に戻って自らが小説家として
    手掛けた作品なんですね。

    読み始めはあまりにも...な登場人物の
    女の子たちのキャラについて行けずに
    若干、戸惑いと、諦めにに近い辟易さが
    あったのですが、そこは忍耐と慣れ。
    ライトノベルと思って読めば...ホラ、大丈夫w。

    寒村におけるあまりに平穏でユーモラスで
    のどかな日常が、秘祭を控えた頃から
    少しづつ歯車が狂っていくかのように
    不穏な空気が漂い始める。雛見沢村に越して来た
    新参者の主人公「圭一」に対しての
    仲良き友人(だと思ってた)の少女達の
    腹の底が見えない恐怖。これは...イヤな怖さ。

    下巻に向けてかなり期待に出来る引っ張り方ですね。

  • 20150808
    121103

  • ラノベの刊行、人気本の入れ替わりはすごく速い。
    そんな中今更ながらのひぐらし。

    全くラノベ世代でない私が読むとどう感じるか試してみたかった。
    それにしても
    こういう書き方ってラノベのスタンダードなんでしょうか?


    にぱ〜
    はうぅぅぅお持ち帰りぃ〜!!!
    かな?・・かなっ?

    ストーリーがどうかという以前にこの書き方に激しく拒否反応が出ました。
    そして上巻ではほっとんど事件が動きません。
    しかし所々不安を煽る場面もあり、もしや下巻では大変なことになっているのかもと気にはなります。

    それにしても、はうぅぅぅとかじゃれあってる場面が多いけど後半への布石なんやろうな?え?

  • 謎はとてもおもしろいけど、前半のトランプのくだりとかいらないと思う。
    もっとストレートに日常を伝える能力がこの作家さんにはあると思うな。

  • タイトルが話題になっていたので購入。

  • 昭和58年。のどかな雛見沢村に伝わる秘祭・綿流しに潜む決して犯してはならなかった禁忌に触れたとき、転校生・前原圭一の“日常”は“非日常”に一瞬にして染まり、二度とは戻ることはない……!?

    かつてない恐怖、そして来るべき未来の物語の可能性を斬新に詰め込み、あらゆるメディアを席巻したゼロ年代の記念碑的一大ムーブメント、『ひぐらしのなく頃に』の最終形態は、今ここに「小説」として結晶する――。(背表紙文より)

    はっきり言って、最初から4分の3ほどは、ライトノベルらしいノリやテンションだけのだらだらとした文が続き、好き嫌いが分かれたり、飽きたりしてしまうことがある

    だがしかし、後半、物語は急に展開する!

    それは本当に、日常から非日常への転落

    まるで罠にはまってしまったような感じになる面白さは、“これぞ小説”と言わせてくれる一冊である

  • いまさらながら・・・
    とても日常。これからどうなるのか・・・

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