傷物語 (講談社BOX)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 6698
感想 : 488
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  • Amazon.co.jp ・本 (372ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062836630

作品紹介・あらすじ

「120パーセント趣味で書かれた小説です。」――西尾維新

高校生・阿良々木暦は、ある日、血が凍るほど美しい金髪の吸血鬼と出遭ってしまった……!?彼女がいなければ、“化物”を知ることはなかった――『化物語』の前日譚は、ついにそのヴェールを脱ぐ!『化物語』で大好評を博した台湾のイラストレーター“光の魔術師”ことVOFANとのコンビ再び!西尾維新が全身全霊をかけて描く、これぞ現代の怪異!怪異!怪異!

青春は、いたみなしでは過ごせない。

感想・レビュー・書評

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  • ところどころ描写が長くてもどかしい、物語を進めてくれと思う箇所があったけれど、あとがきで120%趣味で書かれているとあったので納得。それに好きな人は好きなのだろうとも思う。

    とにもかくにも化物語から読み始めてずっと疑問だった吸血鬼との出会いがわかってスッキリした。

  • 物語シリーズ3作目。
    化物語の前日譚。
    吸血鬼になり、葛藤する。
    周りの人は良い人ばかり。
    若者の不安定さ。

  • 化物語ファンなら読んで損はない。
    読む前よりもずっと忍が愛おしくなった。

  • アララギ君とキスショットが出会う話。化物語を見て、かなり気になっていた。とりあえず、忍野メメがかっこいい!何者だあいつは!

  • 春休みの間に吸血鬼に出会い、傷を負った話。
    再読。

    なんでも知ってる羽川さんでも、阿良々木暦が戦場ヶ原ひたぎと電光石火で付き合うことは予想つかなかったんだろうなあ。

  • 終結すべき地点を何度も飛び越えてのこの終焉。

  • 全てはここから始まる!『化物語』前日譚! 全ての始まりは終業式の夜。阿良々木暦と、美しき吸血鬼キスショット・アセロラオリオン・ハードアンダーブレードの出逢いから――。『化物語』前日譚!!

  • 化物語から数か月前の、阿良々木くんと吸血鬼のおはなし。
    とにかくもう羽川翼さんへの愛を再認識した一冊だった。
    えっえっ、阿良々木くんはなんで羽川さんと付き合ってないの?こんなにいい子でかわいくてエロい羽川さんとなんで付き合ってないの??
    最終決戦の前にパンツくれるという発想がすごい…羽川さんけっこんして!!

  • シリーズで一番好きです。
    映画化が待ち遠しい。

  • まさかの展開に夢中になって読んだ。バランサーとしての忍野は徹底して中立だった。どうして三人の吸血鬼ハンターがおとなしく暦と対戦したか…暦が人間に戻るにはキスショットの死が必要だから。自殺希望のキスショットを生かす事を選んだ暦は恨まれても然りかな。キスショットの覚悟と暦の覚悟が面白かった。翼が居なければ…という気持ちが残る。居なければハッピーエンドだったのでは?それぞれの願いは叶うから。キスショットは死に暦は人間に戻る…。「俺はお前を助けない」暦はキスショットの死を許さなかった。

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著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中!

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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