ひぐらしのなく頃に解 第三話~皆殺し編~(上) (講談社BOX)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 240
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062836777

作品紹介・あらすじ

惨劇の原因のすべてが明らかになる!

昭和58年6月。雛見沢村で幾度となく繰り返される凄惨な結末。そんな逃れられない“運命”を見つめ続ける存在――古手梨花と羽入。だが梨花は、定められた運命を軽々と打ち破る圭一の情熱に、希望を見出そうとしていた。今度こそ、“昭和58年の6月”を乗り越えてみせる、と……。しかしそんなとき、沙都子を虐待していた叔父・鉄平が雛見沢に戻ってきてしまう。“祟殺し”の悲劇が、再び繰り返される……!?

かつてない恐怖、そして来るべき未来の物語(ストーリーテリング)の可能性を斬新に詰め込み、あらゆるメディアを席捲したゼロ年代の記念碑的一大ムーブメント、『ひぐらしのなく頃に』。その「解答編」の最終形態が、今ここに小説として結晶する――。

圧倒的なまでに“小説”の力を見せつける竜騎士07からの新たな挑戦!!

感想・レビュー・書評

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  • トゥットゥルー...いきなりのメタ視点。
    古手梨花がリーディングシュタイナーにより今までの平行世界の記憶を滔々と語り始める。

    今までの世界は疑心による絶望を渡り歩いてきて、それが今までにない幸運に恵まれ希望を実らせる。
    力押しで物事を解決しようとするのではなく、正式な手段、法による手段で解決しようと試みる。
    信じろ、信じろ、信じろ...の連続で少々疲れる。
    下巻でどう展開するかが楽しみだ。

  •  ようやくここまでたどり着いた。冒頭からフラグをひとつひとつ折っていく話。最大の焦点は沙都子の叔父の出現。
     みんなに他の世界の記憶はないけど、それぞれの世界で学んだことをしっかり自分のものとしているあたりがとても強いなって。

  • 色々あったけど、ここからが本題といった感じで、まだまだ気を抜けない内容です。初期の頃はあまり感じなかったのに、どんどん読めば読むほど圭一とレナの逞しさが感じられて、2人が特に凄く好きなキャラになりました。

  • 惨劇のはじまり。

  • いよいよ謎が明かされつつある皆殺し編。タイトルがなんとも物騒なんだよねえ……。でも絶望を乗り越えつつも希望に向かう、非常な感動巨編です。これこそ少年少女に読ませるべきだと思うんだけどなあ。
    ようやくあの人物の秘密が明らかになりますが。同じ世界に囚われるって……つらいよねえ。「人生のやり直し」というのは誰でも一度は望むことがあるかもしれないけれど。終わりのない繰り返しは、本当に地獄かも。

  • 羽入初登場。
    色々解明されていく話。奥が深い。

  • あああ…!
    20090430

  • なるほど、こう来たか。これはなかなか。

  • ついつい梨花ちゃまに感情移入してしまい、沙都子がいなくなった時、一緒に「あぁぁぁぁ!」ってなってしまった(笑)。

  • ひぐらしのなく頃にの完結版に当たるひぐらしのなく頃に解である。その名の通りひぐらしのなく頃にで出てきた雛見沢に起こる怪事件のネタ明かしとなる。皆殺し編は部活メンバーの一人である古手梨花視点の物語である。いままでの物語と違い部活メンバーみんなが今までの世界での失敗を覚えていてそれをもとに団結し今まで以上に深い絆を手にする。さらに赤坂衛も雛見沢にきていた。
    しかし、この世界でもまた北条紗都子の伯父が帰ってきて・・・

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