- Amazon.co.jp ・本 (704ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062837071
作品紹介・あらすじ
――探偵日本一になれ?無理です、姉さん。
1万5000人が挑む推理バトルの舞台裏で、連続殺人劇の幕が上がる――!!探偵貴公子 VS 天才外科医 VS 千里眼刑事 VS 僕!19歳!無職!(ただし、人工知能付き)
雄弁なる創造者(新世紀エンターテイナー)、待望のデビュー!
感想・レビュー・書評
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人工知能が気になって購入したのだけれど、期待外れでした(苦笑
そんなに人工知能が重要な気もしないし、主人公がリアルに存在しそうなキャラで好きになれなかった。
推理モノとしてもいまいち。 -
斯波さんが出るなら続編も読んでみたい。
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昔の清涼院氏のような・・・・けれど、それよりも『しっかり』とした印象を受ける。
ラノベというよりもミステリ&成長物語として面白く読めた。
ストーリーもキャラクターも魅力的。
次がでたら確実に買うだろう一作。 -
(現在の状態。『白の断章』→『マッドドリーム・アンド・マジカルワールド』)
▼装丁がなかなかイイよね! 初めてBOXの装丁が効いてると思った。これはネタではなくマジで期待値上がる。
▼書き出しで既に笑った。・・・流水! 久しぶりだね、流水じゃないか!!(笑) 『クビキリサイクル』の序盤にも似てる気がする。凄く懐かしいノリだ。
▼え、ごめん間違えたあなた西尾さんじゃない!? 今のところ、流水のアプローチと西尾の文章を足して煮込んで、アクを完全に除去したような感じかなと思っています。そりゃ・・・そのあいのこなら、流水大賞に来るのは当然の帰結だよね。JDCトリビュートに是非何か書いて欲しい。
▼半分まで。やはりミステリーらしく、なかなか面倒な人間関係の綾が。○○○○が殺されるまでは、急展開にはならんのね。ちょっと中だるみ。
▼と思ったら400ページ過ぎたあたりで俄然熱い展開になりやがった!! この時点で★4。ヤラレタ。
▼終盤の対決シーン。逆転裁判ハジマタ。一番ここを書きたかった! ってパワーを感じた。殺人動機が「自己実現」っていう解釈を初めて聞き、かなわねえなあと思った。よし君がチャンピオンだ!と言いたいところだけど、『白の断章』の人もたぶんチャンピオン気質。帝王様と冥王様の戦いみたいな感じか。奈須きのこと竜騎士07みたいな、ね。取り敢えず、この書き手はきっと獅子座だろうと思っておくよ。
▼総評。限りなく★4に近い贅沢な★3。中盤のダルさと、読み手にフェアでないあとだしジャンケン的謎解き部分と、変装万能システム(笑)が気になったけど、400ページくらいからの盛り上がりでチャラ。700ページの分量に耐えうる読者にしか勧められないという欠点はあれど、何と言うか……可能性があるように思えた。この人が次何を書くかってことがちょっと楽しみ。でも、できれば半分くらいの分量でお願いしたい(笑)。(09/6/2 読了)