向日葵とRose-Noir (講談社BOX)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 14
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062837248

作品紹介・あらすじ

「お前は美少女。それでいんじゃね」
16歳。錯乱の夏は地獄の季節。講談社BOX新人賞初の大賞受賞作「白の断章」で奇跡のデビューの鏡征爾がはなつ期待の第2作!!

感想・レビュー・書評

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  • ▼半分まで。装丁はいまひとつだけど、内容は前作より遥かに面白い。やっぱり才能がある。
    ▼お塩事件。
    ▼何も考えることなく読み終わったけど(文体自体が、何かを考えさせるというより、何かを「思い出させる」ことを期待したつくりになっているから)、これは……今年の講談社BOXで、一番凄いと思った。終盤の展開にもう一ひねり欲しかったけれど、お塩事件から先の幻想性と暴力性のクチャクチャ感、潰した百合のイメージ等々、普通の人では書けない。読んでいる間中ずっと寒気がしていた。気持ちの悪い、現実感に乏しい、派手な電飾と暗闇の入り混じった、綺麗でドロドロの世界観に、三半規管がおかしくなったけれど、そう大したことはない。読んでる最中の没入感が半端ない。気持ちの悪さが、書籍のせいなのか自分の気分のせいなのか、だんだん区別がつかなくなる。もともと、区別のつくことなんかひとつもないんじゃないかとさえ思えてくる。こんなに危うい世界で生きている人がいるのか。いや、危うさに気づかないで毎日を生きているのはむしろ私だけだったのか、くらいの……兎に角、衝撃的な作品、でした。(09/11/28 読了)

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著者プロフィール

(かがみせいじ)小説家。講談社BOX新人賞「流水大賞」にて初の大賞受賞者として『白の断章』でデビュー。主な作品に『向日葵とRose-Noir』

「2013年 『戦国BASARA3 毛利元就の章』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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