傾物語 (講談社BOX)

著者 :
制作 : VOFAN 
  • 講談社
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本棚登録 : 3824
レビュー : 300
  • Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062837675

感想・レビュー・書評

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  • かみまー

    まさかのタイムスリップ。何でもありなのか吸血鬼。
    すごく阿良々木暦らしい物語でした。幼女だらけだし、脱線だらけだし、やることなすこと裏目にでるし。
    八九寺の出番がもう少しあればいうことなしだったなあ。

  • 夢オチかw

    しかし大人になった彼女を見てみたいものだ。

  • 今回は意外にもSF風味だった。怪異っていうよりタイムトラベルものの冒険小説といったところか。
    しかし、真宵ほとんどでてこないじゃーん。題名に偽りありでは?
    そんなものより運命論とかタイムパラドックスとかなかなか古典的タイムトラベルものにもかかわらずほかのものと差が作れるのはさすがと思う。

  • おもしろかった~
    割と一気に読んでる化物語シリーズ
    やっぱそれなりに、けっこうたのしい西尾維新

    八九寺さんの話・・のはずなんだけど
    メインはあららぎさんと忍ちゃん

    とんだSFでした。
    おもしろいな~西尾さんSFもイケるんだなあ
    SF・・というかタイムトラベル(タイムリープ?)ものが大好物なので楽しく読めました。

    ドラゴンボールのトランクスの話はわたしもすきなんだけど、(過去に戻って未来を変えてもその未来自体は変わらなくて、でも人造人間に破壊されないしあわせな世界がどこかにあるっていうのは救われるって話)
    この話も結果的には救われないけど
    笑顔で最後にああいうセリフが八九寺さんから聞けるっていうのは
    なんだか救われるし
    無駄骨だったような気もするけど
    すべては無駄じゃないんだなーというか
    読者がたのしんだからオッケーなんだろうなあ
    西尾さんあららぎくんお疲れ☆
    って話でした。

  • 2010年12月当時の日記転載

    八九寺巻と聞いて期待していた物語とは違いました。
    真逆といっても過失ではありません。

    だがしかし良かった。すげえ面白かった。

    誰かがボイスでパロネタとか主張が多いってつぶやいてましたが、
    パロネタはともかく西尾維新の価値観は共感できるものが多くて好きです。
    自分の語彙では上手く表現できないところまで、上手に明確に、
    会話に絡めて表現する所は尊敬を通り越して嫉妬すら憶えます。
    …年下のくせにw

    パロネタは今回漫画が多かったでしょうか?
    つーかいつも思うけど講談社ネタが少ないのはなぜ??ww

    そして今回の物語は今までの作品と比べると毛色が違った様に思います。
    あれ?谷川流読んでたっけ?とか思ったりもしたww
    異能物に関わっていく過程が今までと違うからでしょうね。
    いままでは一応受動的だったと思います。
    現実ありきでそこに怪異が関わってきて物語が回る。
    今回は積極的にではないにしろ、
    ラギから異能物に関わっていくことで物語が廻ります。
    そのおかげで状況が大きく変化し、
    物語は大きく傾いていくわけですが…

    ただ八九寺を通して作者が伝えたいことは、
    最近特に感じることで、綺麗にまとめたなぁと思いました。
    そう考えると、教育とかも難しいよなぁとか。
    何が良い風に作用するのか、どこで躓くのか解らない以上、
    どうすれば最良なのかなんてわかりっこないですよね。
    結局はその都度対応して生きていくしかないわけです。
    なんちゅうか、人生って長いですよね…

    というわけで、西尾維新がやっぱり神作家だということを確認しつつ、
    そろそろ今年のまとめ作らないとなぁ…

  •  小説の特性は、伝記・歴史・自伝・哲学・批評なんでも詰め込めることだ。しかも表現において経済的制約に縛られることがない。ということで今回はSF要素がふんだんに取り込まれた作品になっている。

     たったひとりの人物をめぐって、世界が傾く物語。

    (以下ネタバレ注意)
    もしあの時あの人がいなかったら、ということを考えたことがあるだろうか。人間は人の間にあって初めて文字通り人間となる。従ってほんとうに自明のことだけれど意識的にしろ、無意識的にしろ少なからず周囲の人々から影響を受けている。直接会ったことがない人、例えば書物、仮想空間、インターネットのSNS上etcでさえもそうだ。ライプニッツのいうところのモナドロジー的な世界観の中にいる。個々は出入りの窓のない単子であるにもかかわらず、全体として調和されている。その要素をなんらかの特別な方法で強制的に変化させてみたらどうなってしまうのかというのが今回の話の中核となる問題設定である。そして、あえて教訓めいたことを無理やり述べるとどんな自分にとってつらい出来事も自分を、ひいては世界を構成している重要な要素なのだということになるだろう。

  •  そ、そんなデタラメな方向に来るのかあああああ……と驚嘆。
     他の巻(これ以降の巻はまだ未読ですが)とは明らかに別ジャンルのものと言っていいんじゃないか。時間遡行にパラレルワールド……、なんでもアリだなぁというところで、トンデモ展開が来ても逆にそんな驚かなかったりして。
     何より、真宵巻というよりも忍巻になっていましたね。真宵好きとしては物足りなかったりして。面白かったですが、なんか別物感がしてしまったような。

  • 八九寺回のはずが、本人ほっとんど出てこない。完全なる忍ターン。会話劇が楽しめて面白かったけど、これは鬼物語しのぶタイムは逆にまよい回にしてもらわないと釣り合いが取れないよ!しかし、他の女を愛してるけど一緒に死ぬならお前を選ぶなんてダメセリフを言っても許されるのは、今時阿良々木君くらいだね!

  • 八九寺を中心とした物語ではあるが、語り部の暦が八九寺に直接接触する機会が少ない為にほとんど出てこない。この物語において、八九寺は台風の目みたいなものなのか?
    [more]
    内容はかなりSF要素に溢れた内容だと思うが、自分の知識は藤子先生のSF(少し不思議)レベルなので十二分に楽しむことができた。

  • 物語シリーズを逸脱して悲鳴伝シリーズになってるんじゃないかという話だけれど、まあ、忍、八九寺との絡みは楽しめました。

著者プロフィール

西尾 維新(にしお いしん)
1981年生まれの小説家、漫画原作者。立命館大学政策科学部中退。
2002年に『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』で、第23回メフィスト賞を受賞しデビュー。
主な代表作に、『クビキリサイクル』をはじめとした戯言シリーズ、『化物語』をはじめとした物語シリーズ、『刀語』などがある。

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