ジャッジメント/Q

  • 講談社 (2011年4月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784062837729

感想・レビュー・書評

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  • 「古来、人間は所属する集団を維持するために必要な基準を定めてきました。それは掟であり、戒律であり、そして法律だった。人の認識する世界は実に曖昧です。目で見たこと耳で聞いたこと、覚えていること信じていることーそこには常に嘘があり、錯覚があり、誤解があり、忘却があり、勘違いがある。ルールは即ちその曖昧な世界を分断する剣。Aか、Bか。凡そすべてのものはそのいずれかに帰する。」謎の部分はいまいちだけど、動機は面白い。

  • 図書館にて。
    1作目と共に借りたが、正解。
    でも、1作目よりずっとえげつない展開が辛かったな…。
    それと終盤、御堂敬との対決シーン、理屈に今ひとつついていけなかった私ってバカ?わからないことが悔しかった!
    「貴方自身の正当性は、誰がどうやって証明するんだ」というセリフが御堂を追い詰めたらしいが、モットーが中立の御堂は誰かに正当性を証明されなくてもどうってことはないのでは?と思ってしまったが、結局他人の評価あっての正当性だったということ?
    ここが決め手のシーンだったのにすとんと理解できなかったのはがっかり。他の人はわかったのかな~?

  • 「ファイナリスト/M」の続編。前作の設定が好みだったので、つい衝動買い。いやそれにしても箱を買う必要はなかっただろ…ていうか箱とか初めて買ったわ…
    設定の奇抜さは2作目ともなるとだいぶ鋭さを失う。そして、まさかのどんでんがえさない。登場人物たちの行動原理も、明らかに紙の上で書かれたものに過ぎず、読者の心を打たない。
    いや、それでもこの設定は好きなんだけどね…

  • シリーズ2作目。進化したA.I.ロボットを3体携え二ノ宮鷹史が事件に挑む

    <あらすじ>
    探偵見習いの主人公・二ノ宮鷹史は、探偵事務所の昇格試験をうける。
    その内容とは、事務所にきた依頼『4人の人物の人捜し』だった。

    調査は滞りなく終了し
    鷹史は依頼人に結果を報告した
    だがその直後、その依頼の捜査対象だった人物が
    巷で騒がれている『晒し首連続殺人事件』の被害者として発見される。

    殺しの前後に被害者の近辺を調査していた鷹史は容疑者として疑われたため
    事務所より自宅待機を命じられる。


    ヒマになっちゃった鷹史は
    児童養護施設にいた小学校時代の友人・霧野優と出会い親睦を深めながら
    大学で、腐れ縁の友人・四分儀と共にある教員の調査をおこなうことになる。

    教員を調査することになったきっかけは
    あまりにも金持ちなので、学校の単位を金で売っているのでは?
    という疑惑があったからなのだが、
    その真相はネットによる殺人請負システムと暴力団との癒着だった。

    さらにそのシステムの基礎となっていたサイト『天誅同盟』には
    『晒し首連続殺人事件』の被害者がリストアップされていた。

    そして『4人の人捜し』の依頼者と連続殺人事件との接点が明らかとなる。
    果たして浮かび上がる真実とは、、、。


    <感想>
    どんでん返しや犯人捜しがないので、謎解きやミステリーというよりも、ライトノベルテイストの普通な小説でした。
    作品内での『エンジェル・フェザー運動』という善意な行動の弱点を最後に提示したり、
    『殺人』と『正義』の考察とか、なかなか良かった。
    前作よりも話がまとまっていて、読みやすく、きれいに着地してると思ったし
    物語として先が気になる展開で、3体のA.I.との掛け合いとか面白く楽しめた。

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