翼姫 -closed summer closed sky- (講談社BOX)

  • 15人登録
  • 2.50評価
    • (0)
    • (0)
    • (4)
    • (1)
    • (1)
  • 6レビュー
著者 : 天原聖海
制作 : em 
  • 講談社 (2012年1月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062837934

作品紹介

知ってはいけない、禁断の伝説
最恐伝奇ホラー

鈴の鳴るような音がした。顔を上げた、そこに。小さな女の子が一人。石垣の上に腰を下ろして夜空の月を眺めていた。流れるような、黒く艶やかで癖のない髪が腰の位置にまでたなびく。月明かりの下に青白く映える白いワンピース。素足にサンダルを履いた少女。年の頃は中学生、あるいは小学校高学年ぐらいにも見える。大きな目。月明かりを映しこんで宝石のように輝いていた。
「お前」いったい何だ。何者だ。
「――妃沙子、という」

願いの成就と引き換えに埋め込まれる天女の羽根。その代償はあまりに大きくて……

「あのな、俺もうここには来られない」
脚の故障でバスケ選手の道を断たれた堤裕司は、幼馴染の里穂に誘われ民俗学研究会の調査旅行に参加する。訪れたのは天津人(天女)伝説が残る静岡県中部の田舎町・比良賀町。町の伝統行事「羽焚き祭」に参加した夜、ひとり町へ出た裕司は片翼の天女・妃沙子に出会う。彼女は不思議な力で裕司の脚をもとどおりに治し、彼を喜ばせるが――。一行が町を去る朝、その事件は起こった。
「――主、妾から離れられると思うとるのかの?」

翼姫 -closed summer closed sky- (講談社BOX)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 民俗学チックなホラーファンタジー。こういう雰囲気は嫌いではないけど、里穂についてなど物足りない部分ものこった。

  • 新鮮味はないが、手堅い文章とストーリーがきちんと面白さを出している。

    帯に講談社BOX史上最恐伝奇ホラーとあるが、恐くないしホラーというのも微妙。
    普通の田舎が舞台の伝奇小説。

  • なんのこっちゃ。

  • 典型的だけど、展開が早くて面白い。ただ、あともうちょっとオリジナリティが足りないかな。

  • ふいに未来を失くしてしまった青年は、大学にて妙な研究会に入り
    そのおかげで、忘れる事のない、濃い夏を送る事に。

    とりあえず、白ワンピは鉄則なのか?w と。
    いや、ものすごくいいと思いますけど、個人的には!!w
    とりあえず教訓としては『きちんと契約書は読みましょう』という感じです。
    うっかり目先にとらわれて頷いてしまえば、倍返しでのしっぺ返し。

    しかし、人間は己を正当化させるためならば
    何でもやるもんですね。
    昔から、歴史の改竄はもちろんですし、記憶の書き換えもそうですし。
    勝った方が歴史を記せるわけですし、当然と言えば当然の事ですが。

    とにかく走れ、話している暇があったら走れ。
    そんなクライマックスでした。
    で、最後に疑問に思ったのですが…昔やってたからと言って
    未だに使えるというのは、やっぱり鍛錬してたからでしょうか?

全6件中 1 - 6件を表示

天原聖海の作品

翼姫 -closed summer closed sky- (講談社BOX)に関連するサイト

翼姫 -closed summer closed sky- (講談社BOX)はこんな本です

ツイートする