暦物語

  • 講談社 (2013年5月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (468ページ) / ISBN・EAN: 9784062838375

作品紹介・あらすじ

美しき吸血鬼と出逢った春夜から、怪異に曳かれつづけた阿良々木暦。立ち止まれぬまま十二ヵ月はめぐり、-物語-は、ついに運命の朝を迎える!“光の魔術師”VOFANによる本文挿画12枚のカラーバージョンが、ポストカードセットとして発売決定! 青春に、予定調和はおこらない!

みんなの感想まとめ

青春の終わりを迎える阿良々木暦の一年間を描いた物語は、彼の成長と個性豊かなキャラクターたちとの出会いを通じて、心の奥深くに触れる内容となっています。「シミュラクラ現象」というテーマが示すように、錯覚や...

感想・レビュー・書評

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  • 阿良々木暦の一年間の歩みを暦順に追う暦物語。
    本書でたびたび登場する「シミュラクラ現象」という言葉。逆三角形に点が並ぶと顔に見える現象。
    つまり顔に見えるという思い込み、あるいは錯覚、勘違い。そういったものが今作のテーマになっているのではないかと感じた。
    また、今作では各キャラの「道」についての考え方が述べられている。 個性豊かなキャラクターとの出会いを通して阿良々木君はどのような青春の終わりを迎えるのか  

  • 化物語シリーズ最新刊
    待ってました!(笑)

    高3の4月から3月までの12か月
    12人の美女(美少女)とアララギくんが
    日常の小さな謎に迫ります
    怪異がらみでいそうで、怪異じゃない
    そんな話も新鮮かも

    そしてラストに驚きが!
    おかえりーーーー!(嬉

    ってゆーか、みんなアララギくん好きすぎだよね(笑)
    ぱないの!

  •  主人公に帰結するための1年。

     阿良々木暦が怪異とかかわった1年の話。
     とはいえ、それぞれの月にそれぞれのヒロインがかかわってくる。
     で、結局のところこの「物語」シリーズは、暦が主役であって、暦故の物語なのであると、それが明確になっただけなのである。
     そう、あえていおう。
     明確に、物語の本質に立ち返っただけなのだ。

     そして、「物語」シリーズは終わるのだなと、思った。
     終わるために、完結するために、主役が主役然と立ち位置をはっきりさせる必要があったのだろう。

     にしても、どこまでいっても暦くんは、格好いいのである。
     どこまでも、まっすぐで素直、それって、それを維持し続けることに彼はどれほどの力を、対価をはらってきているのだろう。
     …という謎も、この先で明確になってくるのだろうか。

  • 物語の合間を埋める物語。怪異未満の噂。”道”とは、との問いかけに各人各様の答え。最後の「こよみデッド」で次へとおはなしは続く。

  • 「終物語」、「続・終物語」の前に突然現れた「暦物語」

    阿良々木ハーレムの短編。
    「化物語」から続く道を歩き直してくる。
    扉扉にVOFANさんの挿絵があって得した気分。

    ガハラさんの久々の毒舌が小気味よかったり、
    八九寺の達観しちゃったセリフにうぅーむとなったり、
    扇がはる伏線にワクワクしたり、
    影縫さんの突き放す優しさにふれたり、
    臥煙さんの俯瞰にいろいろ考えたり、
    そして、ラスト第十二話が...こよみデット。
    あーうれしくて、キラキラする終わり方。

    早く「終物語」読みてぇー。

  • おおおおお、オチが落ち着かないwww たまにオチがフライングゲットだし、カオスな雰囲気漂う展開www まー、貝木さんがでてき〇☆▲◇※%★□●◇▼た

    失礼、噛みました。

  • これまで起きた物語の、合間合間の短編です。
    暦の生き様、ここにあり。

  • アニメを見てしまったので、ほとんど飛ばし読みになってしまったが、数編の小ネタと終物語下に繋げる物語だった。しかし延々と続く言葉遊びにはちょっと辟易としてきたが、まだ外伝が出ているらしく読むか読まないか迷うところだ。

  • 今までの物語の時系列に沿って12ヶ月分、12人のキャラにまつわる風に描かれた短編集。
    一話ずつ内容があんまり繋がってなくて、短編故に盛り上がりや入り込みに欠けて、なかなかに読むのが苦しかった。西尾維新は長編で娯楽として読む分にはいいけど、短編は私には合わないかな。
    最後は現在(本編)へ繋がって、さてこれからどうなるんでしょう。

  • 美しき吸血鬼と出逢った春夜から、怪異に曳かれつづけた阿良々木暦。立ち止まれぬまま十二ヵ月はめぐり、<物語>は、ついに運命の朝を迎える!“光の魔術師”VOFANによる本文挿画12枚のカラーバージョンが、ポストカードセットとして発売決定! 青春に、予定調和はおこらない!

  • こよみトーラスが消失トリックぽくて良かったです。

  • 物語シリーズのおさらい。
    化物語を読んだのって何年前?ってくらいなので、懐かしい。
    阿良々木くんたちの年齢もとっくに追い越してしまっていて、自分だけ遠くにきてしまった気がしてちょっと切ないな。
    最近は惰性で続いてる感じだけど、くすっと笑えるのは相変わらずだし、もう惰性すら愛おしい。ふ、と思い出した時にまた会いたくなる。あほな掛け合いをまだ聞いていたい!居心地のいい大好きな場所から、抜け出す機会は先延ばしにしたい。

  • 主人公と、今まで出てきたヒロインたちとの、一年間をふりかえる短編集。
    4月から2月まで呑気に番外編の気楽な短編気分を楽しんでいたら、3月にいきなり本編が…!

    この登場人物たち、みんななんか軽いのに、よーく考えるとなんかすごい重い…(笑)

    とりあえず、あと二作の予定だっけ?
    最後までお付き合いします。
    ここまで来たら。

  • まさかまさかの短編集で暦の12ヶ月の軌跡を振り返る。それぞれのヒロイン登場で久々の暦との掛け合いが良かったです。
    所々間のびした感がありますが、さすがに終盤の展開は気になってぱないの!
    あんなオチじゃ終われねぇよ……こうなったら付き合いますよ、最後まで。

  • 本筋ではなくって今までの登場人物が勢ぞろいでそれぞれの短篇集ッて感じ。
    ただし、最終章は次巻に続く展開でこのあたりは流石にお上手。

    個別の話はまぁ。。。というところか。

    とりあえずは次巻に期待。。。

  • 阿良々木暦の1年を辿る、まさしく暦物語。
    序盤は単純な日常の謎テイストで本編の合間にあった小噺を羅列していたけれど、終盤は次作への布石でしたね。
    臥煙さんは一体何をしたのか、そして真宵の再登場。

  • 羽川さんは普通に面白かったし、久々のひたぎ毒舌も楽しかった。が、暦の語りがあまり好きでないこともあって、少々苛立ちながら読んだ。影縫さんの一件はとても気になる。忍野も? 貝木も? 臥煙伊豆湖って人間なのか? 真宵ちゃんの世界はどこなのか? 普通に考えれば成仏したはずの真宵ちゃんがいる場所は決まっているのだが。

  • ヒロイン達と暦の話しがギッシリ。
    時系列的に並んでいる。
    ただ、一番最初の章は全て『道』を聞いている。

     こよみストーン
    学校の中庭にある祠のような物を見つけた羽川。
    1年の時にはなかったのに、3年になって見つけたという。
    そして、何故かそこにはお供え物のような駄菓子が・・・
    じつは、その祠 暦が技術の授業で作った駄作 だった。
    結果が分かった瞬間暦はダッシュで自分の駄作を焼却炉へ。

     こよみフラワー
    これはひたぎとの付き合う前の、知り合ってから3日目のお話。
    何故か施錠されている屋上に花束が置いてある。
    逆説で『気持ち悪いから立ち入らない様にしよう』と思わせるのが目的。

     こよみサンド
    真宵とのお話。
    相変わらず 噛みまくりの真宵 が可愛い♪
    こぢんまりとした公園の砂場になぞの『鬼の顔』が現れる。
    その正体は・・・劣化した砂場の底。亀裂が入って現れた顔。

     こよみウォーター
    神原の部屋を訪れ、とりあえず部屋を片づける暦。
    部屋を片付け終わったあと、夕飯を頂く事に。
    だが、汚れたままではいけないという事になり風呂を借りる事に。
    神原によれば その風呂の水面に父が将来結ばれる女性が映し出された と。
    実は、これ、水面の反射や、照明の具合で そんな風に見えた というだけの話し。

     こよみウインド
    撫子のお話。
    阿々木家へとやって来て、暦と二人で詐欺師に付いて論議。
    どうやって噂を広めたのか?
    どうって事はなく、圧倒的な噂が無くなった状態で、噂をバラまく。
    ただそれだけの話しだという。
    噂を欲しがっているヤツに教えるだけ。それで爆発的に広まる。
    ・・・確かにそうだよなー。

     こよみツリー
    火憐のお話。
    皆が邪魔にしている木。火憐は邪魔ではないという。
    しかもこの木、今まで誰も気が付がなかった・・・と。
    暦は羽川に相談して『気配を消して見守る武道の神』としてもらった。
    結果的に火憐はその木を守り抜いた。

     こよみティー
    月日とのお話で、月日の所属する茶道部に幽霊が出ると噂。
    噂を打ち消したが、部員があまり納得せず暦に相談。
    神原に相談し、『月日が部のお菓子屋らを勝手に持って帰るから』と
    もう一人増やした事を説明した。
    部活仲間が月日の事を想ってって事で納得する月日。

     こよみマウンテン
    扇とのお話。
    扇との山登り。北白蛇神社。
    実はこの神社、全く違う場所からご神体のみ持って来た物で、祠は底に生えている木を使ったという。
    撫子が一発で『祠は其所を切り開いた時に出た木を使う』と回答。
    御神木でも何でもない物で作られている。
    全く関係ない所から名前とご神体だけ持って来られた。
    だから『良くない物が集まるのだ』と扇は言う。

     こよみトーラス
    忍の話し。相変わらずドーナツ・・・
    折角ひたぎが手作りしてくれたドーナツを忍が取り上げ、隠す。
    何だかんだして、一個は忍に食べられたが、あとの3つはキチンと見つけ出して食べた。
    が、一つだけ見つからない。
    羽川に国際電話。
    彼女曰く『大きさがまちまちなら、大きいドーナツの中に小さいドーナツを隠した』と。
    翼ねーさん怖ぇよ。

     こみみシード 
    余接とのお話。
    暦と詐欺師の遭遇を避けるための余継なりの優しさのお話。
    見つけ難いもの=見つけやすい。
    羽川に諭され、暦は納得する。
    人間、一人では生きてゆけない。

     こよみナッシング
    影縫世弦の話し。
    北白蛇神社にて世弦とバトル。勿論勝てるわけがない暦。
    そして世接との関係を訪ねると『一発でも入れられたら余継の正体を明かす』という。
    暦は火憐に相談するが『諦めろ』と。そして『問題をすり替えられた』と教えられる。
    最終的に忍に影から銃を出してもらい北白蛇神社へ行く。
    が、そこには既に世弦の姿はなかった。

     こよみデッド
    臥煙伊豆湖のお話。
    伊豆湖に暦は輪切りにされる。本物の怪異殺しの刀で一瞬のうちに。
    受験当日、世弦を探して相かわらず来たしら北蛇神社へ。
    そして、伊豆湖にバラバラにされ、気が付くとそこには真宵がいた。
    生きている というが、本当か?
    伊豆湖はないをしたのだ?余弦は何処へ?
    伏線を残し次回へ。

    この後とりあえず2冊用意されているようなので、lastまで付き合います!

  • 雑談やどうでもいい言葉遊びが無駄に続いてほとんど内容が無いことの多い物語シリーズの中で、今回は驚異的な内容の濃さでした。

  • 本書は物語シリーズにおけるアララギ君の高校生活最後の一年間を大きく振り返ったものだ。その上で振り返りつつ、小さなエピソードを多数収録したのが本書である。短編集と言ったところだ。このひとつひとつのエピソードにちゃんとオチがあって、かつ物語シリーズらしさが存分に出ている。アニメも好きだがやはり原作もいい。この活字を巧みに使いこなすスタンスは、西尾さん並みのワードマスターでなければ難しいだろう。そしてまた、アララギくんの終始一貫した利他主義は、ここでもブレなかった。もっとも今さら彼にブレが生じるわけもない。殺されても曲がらない彼の信念には、やはり漢としての憧れを抱いてしまう。別に利他主義であることがいいこととは思えないし、彼もその思想を無意識にもっていたから痛い目を見ているわけだが、それでも尊敬には値する。やはり彼はすごい。

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著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中!

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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