暦物語 (講談社BOX)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (468ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062838375

作品紹介・あらすじ

美しき吸血鬼と出逢った春夜から、怪異に曳かれつづけた阿良々木暦。立ち止まれぬまま十二ヵ月はめぐり、は、ついに運命の朝を迎える!“光の魔術師”VOFANによる本文挿画12枚のカラーバージョンが、ポストカードセットとして発売決定! 青春に、予定調和はおこらない!

感想・レビュー・書評

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  • 化物語シリーズ最新刊
    待ってました!(笑)

    高3の4月から3月までの12か月
    12人の美女(美少女)とアララギくんが
    日常の小さな謎に迫ります
    怪異がらみでいそうで、怪異じゃない
    そんな話も新鮮かも

    そしてラストに驚きが!
    おかえりーーーー!(嬉

    ってゆーか、みんなアララギくん好きすぎだよね(笑)
    ぱないの!

  •  主人公に帰結するための1年。

     阿良々木暦が怪異とかかわった1年の話。
     とはいえ、それぞれの月にそれぞれのヒロインがかかわってくる。
     で、結局のところこの「物語」シリーズは、暦が主役であって、暦故の物語なのであると、それが明確になっただけなのである。
     そう、あえていおう。
     明確に、物語の本質に立ち返っただけなのだ。

     そして、「物語」シリーズは終わるのだなと、思った。
     終わるために、完結するために、主役が主役然と立ち位置をはっきりさせる必要があったのだろう。

     にしても、どこまでいっても暦くんは、格好いいのである。
     どこまでも、まっすぐで素直、それって、それを維持し続けることに彼はどれほどの力を、対価をはらってきているのだろう。
     …という謎も、この先で明確になってくるのだろうか。

  • 「終物語」、「続・終物語」の前に突然現れた「暦物語」

    阿良々木ハーレムの短編。
    「化物語」から続く道を歩き直してくる。
    扉扉にVOFANさんの挿絵があって得した気分。

    ガハラさんの久々の毒舌が小気味よかったり、
    八九寺の達観しちゃったセリフにうぅーむとなったり、
    扇がはる伏線にワクワクしたり、
    影縫さんの突き放す優しさにふれたり、
    臥煙さんの俯瞰にいろいろ考えたり、
    そして、ラスト第十二話が...こよみデット。
    あーうれしくて、キラキラする終わり方。

    早く「終物語」読みてぇー。

  • おおおおお、オチが落ち着かないwww たまにオチがフライングゲットだし、カオスな雰囲気漂う展開www まー、貝木さんがでてき〇☆▲◇※%★□●◇▼た

    失礼、噛みました。

  • 物語の合間を埋める物語。怪異未満の噂。”道”とは、との問いかけに各人各様の答え。最後の「こよみデッド」で次へとおはなしは続く。

  • アニメを見てしまったので、ほとんど飛ばし読みになってしまったが、数編の小ネタと終物語下に繋げる物語だった。しかし延々と続く言葉遊びにはちょっと辟易としてきたが、まだ外伝が出ているらしく読むか読まないか迷うところだ。

  • 今までの物語の時系列に沿って12ヶ月分、12人のキャラにまつわる風に描かれた短編集。
    一話ずつ内容があんまり繋がってなくて、短編故に盛り上がりや入り込みに欠けて、なかなかに読むのが苦しかった。西尾維新は長編で娯楽として読む分にはいいけど、短編は私には合わないかな。
    最後は現在(本編)へ繋がって、さてこれからどうなるんでしょう。

  • 美しき吸血鬼と出逢った春夜から、怪異に曳かれつづけた阿良々木暦。立ち止まれぬまま十二ヵ月はめぐり、<物語>は、ついに運命の朝を迎える!“光の魔術師”VOFANによる本文挿画12枚のカラーバージョンが、ポストカードセットとして発売決定! 青春に、予定調和はおこらない!

  • 物語シリーズのおさらい。
    化物語を読んだのって何年前?ってくらいなので、懐かしい。
    阿良々木くんたちの年齢もとっくに追い越してしまっていて、自分だけ遠くにきてしまった気がしてちょっと切ないな。
    最近は惰性で続いてる感じだけど、くすっと笑えるのは相変わらずだし、もう惰性すら愛おしい。ふ、と思い出した時にまた会いたくなる。あほな掛け合いをまだ聞いていたい!居心地のいい大好きな場所から、抜け出す機会は先延ばしにしたい。

  • 主人公と、今まで出てきたヒロインたちとの、一年間をふりかえる短編集。
    4月から2月まで呑気に番外編の気楽な短編気分を楽しんでいたら、3月にいきなり本編が…!

    この登場人物たち、みんななんか軽いのに、よーく考えるとなんかすごい重い…(笑)

    とりあえず、あと二作の予定だっけ?
    最後までお付き合いします。
    ここまで来たら。

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著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中!

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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