ちっちゃいホームズといじわるなワトスン 緋色の血統

  • 講談社 (2013年10月2日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (296ページ) / ISBN・EAN: 9784062838528

作品紹介・あらすじ

1920年代のロンドン、かの名探偵シャーロック・ホームズの孫娘リディアは祖父の跡を継いでベイカー街221番地で探偵事務所を再開する。そこへ持ち込まれたのは世にも奇妙な「歩く死体事件」。リディアは毒舌の美青年ジェームズ・ワトスンとともにその謎に挑むが、新たな殺人が起きてしまう……。


死去した祖父・ シャーロック・ホームズの跡を継いでロンドン・ベーカー街に探偵事務所を開いた少女、リディア・ホームズ。伯爵家の未亡人シャーリーの依頼で“歩く死体事件”を調査することになり、ロージアン州の屋敷に赴く。同行するのは毒舌の美青年、ジェームズ・ワトスン。しかし一行が屋敷に着いた翌日、不可解な殺人事件が起こる。リディアとジェームズは、この難事件を解決できるのか?

みんなの感想まとめ

探偵事務所を開いた少女、リディア・ホームズが、毒舌の美青年ジェームズ・ワトスンと共に奇妙な「歩く死体事件」に挑む姿が描かれています。物語は1920年代のロンドンを舞台に、名探偵シャーロック・ホームズの...

感想・レビュー・書評

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  • 全体的に子供っぽすぎてついていけなかった。
    言葉のチョイスに違和感をうけることしばしば。
    幾度もの寝落ちを乗り越えなんとか読み終えました。

    かっこいいけどいじわるなワトソンが名探偵で、かわいくっておバカなホームズが優しさを補う構図はよかった。
    絵も可愛いし、ワトソンくんにはちょっと萌えたよ。

  • ミステリーというよりもYAですね。表紙も挿絵もかわいいし、それぞれの孫という設定でキャラもいい。
    これを読んだ中高生がシャーロックホームズって?と興味を持って本編の方を読んでくれるのを期待して☆いっぱい付けたいのですが。
    ストーリーもミステリーとしての仕掛けも難がありすぎ・・・
    イヤ、ホントに可愛いんですけどね。

  • ワトスン「随分と大きく出ましたね。しかし、僕に目をつけられたのが運の尽き。あなたが仕掛けた真実を歪めるトリック。全て暴き出して差し上げますよ」
    ホームズ「それ、わたしのセリフ! わたしのセリフ!」
    (p228から抜粋)

    名探偵シャーロック・ホームズが死去し、その後を継いでロンドン・ベイカー街の下宿に探偵事務所を開いたのは、孫のリディア・ホームズだった。彼女は、伯爵家の未亡人シャーリーの依頼を受け、ワトスンの孫であるというジェームズを助手に“歩く死体事件”の調査に乗り出します。しかし、リディアの披露する推理はとんちんかんなものばかりで、そんな彼女は毒舌ジェームズに言わせれば「三流探偵」。まともに推理するのは助手のジェームズばかり。これではホームズとワトスンの立場が逆転しているよう。実は、リディアは祖父から「あの子には才能がない。探偵なんかになったら、いつか大きな過ちを犯すだろう」と言われた過去がありました。名探偵シャーロック・ホームズの言葉は重い。それでも、リディアが探偵になろうと思った理由……。その純粋な気持ちに、私は切なくなって泣けてしまいました。リディアにはシャーロック・ホームズのような頭脳はありません。けれど、彼女には祖父にはない力があります。タイトルにあるように、この物語のテーマは「血統」らしいです。リディアとジェームズの中に存在する祖先の血。その血と戦い、二人はやがて血統の意味とは何なのか答えを見出します。

    最後のページは驚愕の事実でした。ホームズファンなら、まずファーストネームの時点で気付くべきことだったんですが……。事件は解決しましたが、まだ謎という名の伏線は残っており、続編を期待せずにはいられません。続編刊行が決定されることを祈っています。祖父のような頭脳はなくとも優しい心を持っているホームズと、そんな彼女に意地悪ばっかり言いながらも見捨てないワトスンが私は大好きです。

    あとシャーキアンでないと分からないネタがありました。まあ私はシャーロキアンには程遠い、ただのホームズファンに過ぎないので、ネタを回収しきれてないと思いますが。作者さんのブログに後書きがありますので、興味のある方はそちらを見てみてください。

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