撫物語 (講談社BOX)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 578
レビュー : 56
  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062838986

作品紹介・あらすじ

かつて神様だった少女・千石撫子。夢を追い、現実に追いつめられる彼女は、式神童女・斧乃木余接の力を借りて、分身をつくることに成功する。
しかし4人の「撫子」達は、ばらばらに逃げ出してしまい……?
これぞ現代の怪異! 怪異! 怪異!
自分さえ、手に負えないのが青春だ。

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で。
    超絶かわいこちゃんのナデコちゃんのその後。
    進学しないなら就職しなさいと言えるようになった分、親子のコミュニケーションは取れるようになったのか?

    何にせよ保険は必要だよねぇという話のような気もする。努力が全て報われるとは限らないし、報われた途端、不慮の事故とかがおこる可能性もあるし。その時に、どういう対応が出来るか。自分の人生なんだから自分が一番真剣に未来の事を考えないとイカンよね、という話でもあったような気がする。

    私、アララギ君が基本的に出てこない話の方が好きなんだな、多分。オイクラさんとナデコちゃんは良い感じだった。

  • タイトル通り、撫子ちゃん主人公の話。
    斧乃木ちゃんとタッグで、式神を退治する、1冊通しの話。
    物語シリーズらしい話だったけど、昔のようなギャグとか、感動話とかではなく、可もなく不可もなく。。。

  • [評価]
    ★★★★☆ 星4つ

    [感想]
    『愚物語』の阿良々木月火編から続いた物語かな。
    あの時に懇意になった千石撫子と斧乃木余接が巻き起こした騒動を自らの手で収めるための物語となっている。
    千石撫子としては学校に行かずに漫画を書き続けていたわけであるが、ついに両親からお叱りを受けたようだ。
    この問題を解決するための手段が裏目に出て、騒動となるわけだが結果的に千石撫子にとっては過去と向き合う物語になったということだろう。さらには漫画を書き続ける道がひらけたのだから言うことなしということだろう。

  • 撫子はいつのまにかとんでもない経験をして成長していました

  • 千石撫子が語り部の物語。
    式神により増えた何体もの撫子が大暴れする。
    過去と今と向き合い、最後は自分をきっちり受け入れて未来に進もうとする神すらも通過点に過ぎなかった漫画家志望のひとりの女の子の成長を描いた作品。

  • 撫子と斧乃木ちゃんのコンビでお送りする撫物語。     
    過去を振り返り、見つめ直し、向き合い、悔恨し、猛省し、総括し、開き直り、受け流し、思考して、上を見て、前を向いて、大人の階段をのぼる。

  • 物語シリーズの通巻21巻目にしてオフシーズン第3弾。

    本巻は短編集ではなく、千石撫子の物語のみで、撫子につぐ撫子プラス余接でした。
    このシリーズで最も本心が量りがたいキャラクターだったのですが、かなり成長した感じがしました。
    オフシーズンは暦から離れてヒロインたちが独り立ちしていくのがテーマになっているようで、それが前面に押し出されていたと思います。
    ただ、撫子の語りはちょっと自分には合わなかったかな?

  • 学校に行けず、漫画家を目指している撫子の成長物語。
    撫子のために奔走し、バックアップする斧乃木ちゃんがファインプレーだった。
    この物語を読んで、あまり好きではなかった撫子の印象が変わった。
    ちゃんと成長して、暦への失恋を認め、式神化した自分に諭すところが良かった。
    阿良々木家に電話をかけた戦場ヶ原さんは、向こうでもなにか物語がありそう。
    忍野扇は男子となり、相変わらずだが、以前のような不気味さは少し減った気がした。
    撫子には、新しい恋をして欲しい。

  • 千石ちゃんの意外な才能が認められて、丸く収まって、いいオチ。一応、マンガ好きだからバトル展開への対応力が高いという説明がつくのか。物質創造能力は便利すぎて取り扱い注意っぽいけど。
    「(ブ)ルマ撫子」とか「(ス)クール撫子」とか、逆にわかりにくい呼び名をやたらに出してきたのが少々イラっときた。
    扇くんの自由奔放さが良い。

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著者プロフィール

西尾 維新(にしお いしん)
1981年生まれの小説家、漫画原作者。立命館大学政策科学部中退。
2002年に『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』で、第23回メフィスト賞を受賞しデビュー。
主な代表作に、『クビキリサイクル』をはじめとした戯言シリーズ、『化物語』をはじめとした物語シリーズ、『刀語』などがある。

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