ササッとわかる「パーソナリティ障害」 図解大安心シリーズ

  • 講談社 (2010年10月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784062847278

みんなの感想まとめ

パーソナリティ障害についての理解を深めるための実用的なガイドであり、特に自己愛性や反社会性パーソナリティ障害に対する対処法が具体的に示されています。読者は、こうした障害を持つ人々との関わり方を学び、適...

感想・レビュー・書評

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  •  身近に自己愛性パーソナリティ障害の人物が居て長年対処に困っていた。
     このタイプと付き合うには「賞賛の鏡となれ」。程好く持ち上げて気分を良くさせ、十分な信頼関係が出て来たところで控えめな助言と暗示を与えよ。弱さを吐露してきたら弱さも優れた特性の結果として敬意を示す。無理な要求には自尊心をくすぐり丁重に断れ、とある。
     …これだけでモラハラ人物確定。どれだけ気を遣わなければならないのだろう。自信満々で尊大で傲慢、利己的、他人を利用し搾取、思いやりがない、賞賛を求めるが批判は拒絶、こういう人物に誰が賛辞を贈りたくなるというのでしょう。障害までは行かなくても、傾向が強いだけでも相当周囲は迷惑で困っている。
     だがこれも自分を守るための戦略と捉えないといけないのもしれない。彼らは心の奥底に悲しさ、苦しさを抱えていると分かった事は収穫。そこの理解があるのと無いのとでは受け止め方が大きく違ってくる。ただ全てのパーソナリティ障害者に思いを馳せるのはなかなか難しい。
     今まで人間関係について無防備過ぎたのかも知れない。関係を持つ人事にはもっと慎重を期さなければならない。
     とにかく近づきすぎてはいけない。近づく人はよく吟味しないと。世間はマーケット、プライベートはクラブ。確か過去の偉大な哲学者のどなたかが言っていた提言。いまいちど胸に刻みます。
     最後のコラム、「「運命」の正体はパーソナリティの偏り?」。方位磁石を持たずに砂漠を歩くと、真っ直ぐ歩いているつもりでも、どんどん進んでいくといつの間にか元いた場所に戻ってきてしまう、両足の微妙な違いが、少しずつ方向を曲げて、巨大な円を描いてしまう。それと同じようにパーソナリティの偏りはいつの間にか同じ失敗や成功を招き寄せてしまう、という話は面白かった。自分は両足の長さが違っても、砂漠の中の目的地に到達出来るよう、認知のバランスを取りながら自らを操縦していきたいと思った。

  • 図解でわかりやすい。
    また、パーソナリティ障害は極端に偏った個性ともいえる事がわかった。
    (柔軟で落ちつきがあれば良い個性となる)

    ただし、自己愛性パーソナリティ障害と反社会性パーソナリティ障害は救いようがないので、関わらないのが一番とある。

  • タイトルの通り、さくっと基本を知るためには良い本だった

  • パーソナリティ障害の基本的な特徴、その対応のあり方がわかりやすく書かれている。同著者の『パーソナリティ障害 いかに接し、どう克服するか』をコンパクトにまとめられているため、概論を学びたい方におすすめ。イラストが多く文字数が少ないので、本当にササっとわかる。
    ただ、妄想・分裂ポジションなどがやや唐突に出てくる印象なので、メラニー・クラインの対象関係論をある程度知ったうえで読んだ方がよりパーソナリティ障害を持つ人々への理解がしやすいと思う。

  • パーソナリティ障害についてほとんど知らなかったけど、分かりやすくてよかった。
    10のタイプ別に説明してあって、有名人の例が出ていてびっくりした。
    性格が著しく偏った状態。遺伝よりも環境の要因が大きいそうな。
    「親」。責任重大だ。

  • むしろ、ふつうの人が読んで役立てるべき本。身近にこういった人がいる場合もいない場合も、役立つ。

  • パーソナリティ障害=性格の著しい偏りによって、本人・周囲が生きずらくなってしまう状態。

    統合失調症やうつとかもそうだけど、この分野の障害って、育ってきた環境が大きく影響しているんだなぁ、とつくづく実感。

    DVや自傷、ストーカー等が、背景にパーソナリティ障害、つまりは育ってきた環境に関係しているとなれば(暴力をふるわれて育ったとか、人を物のように粗雑に扱うとか)、納得できることもある。

  • パーソナリティ障害の代表例である 10例の基本的な特徴とその対処法、治療をする上での基本的な方法論がまとめてある。

    最近の日本人の家庭環境の変化でパーソナリティ障害は増えているとされているが、知識としてもっていることは重要だと思う。

    初歩の初歩だが、簡略にまとめてあるので、必要があれば類書に当たる必要があると思う。

  • 初心者向け 障害の改善方法と接し方まで書かれている ポイントを押さえていながらわかりやすい良書

  • え?ちょっと待って?
    これじゃあ世の中みんな
    パーソナリティ障害
    じゃない?
    だってみんなどれかのタイプには当てはまるよ。
    え?なに?

  • アスペルガー症候群の著作がよかったから、この著者の本を選んだ。ササッとわかった。導入書にはいい感じ。

    でも、どれもこれもあてはまる気がして、わけわからんなー。

    検査でスパンとわかるといいけど、そんなわけにもいかないし。

  • 自傷、うつ、家庭内暴力、摂食障害、非行、恋愛依存など、様々な症状の陰にはパーソナリティ障害が潜んでいた。症状の解説から、患者本人の心構え、周囲の接し方まで、障害を個性に変えて生きていく方法を解説。

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著者プロフィール

岡田尊司(おかだ・たかし)
1960年香川県生まれ。精神科医、作家。東京大学文学部哲学科中退。京都大学医学部卒業。同大学院医学研究科修了。医学博士。京都医療少年院勤務などを経て、2013年より岡田クリニック(大阪府枚方市)院長。日本心理教育センター顧問。パーソナリティ障害、発達障害、愛着障害を専門とし、治療とケアの最前線で現代人の心の問題に向き合う。著書『悲しみの子どもたち』(集英社新書)、『愛着障害』『愛着障害の克服』(いずれも光文社新書)、『愛着アプローチ』(角川選書)、『母という病』(ポプラ新書)、『母親を失うということ』(光文社)など多数。

「2022年 『病める母親とその子どもたち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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