マサの留守番 -蓮見探偵事務所事件簿- (講談社青い鳥文庫)

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本棚登録 : 159
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062850186

作品紹介・あらすじ

「おれは元警察犬のマサ。蓮見探偵事務所の用心犬だ。言葉がしゃべれなかったり、一人で自由に出歩けなかったりと不自由はあるが、それはそれ。得意の推理と鼻を生かして、大好きな加代ちゃんといっしょに難事件を解決するぞ。」渋いジャーマン・シェパード、マサが語るミステリー。こんなミステリー、読んだことない!-『心とろかすような』(創元推理文庫)より4編を収録。小学上級から。

感想・レビュー・書評

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  •  『心とろかすような』から4話を再収録した1冊。
     青い鳥文庫だから子ども向けだろうけど、もとはそういうわけじゃないよね?
     まぁいいけど。

     前に『白い騎士は歌う』を読んだことあるんだけど、どうもピンと来ないというか、なかなかページが進まなくて。
     今回再挑戦したけど、まぁ…普通? どっちかというと微妙。

  • マサ、渋い!!目の前にいたら、ぜひ撫でさせていただきたいです。
    マサは大人だから、きっと許してくれるはず。
    真相を知っているのに言葉で伝えられないマサのもどかしさも面白かったです。
    どのお話もすてきでした。
    カラスや猫なんかとは話せるのに、人間とは話せないんだなあ…
    おかしいのは、人間のほうかもしれませんね。

  • 【収録作品】てのひらの森の下で/白い騎士は歌う/マサ、留守番する/マサの弁明

  • 犬目線での文章で面白かった。

    人間の言葉が話せないのがじれったくてよかった。

  • 犬のマサの視点で書かれていることが面白いと思った。あと、私は推理小説がすきだからGOODだった。

  • 宮部みゆきだと思って借りたのですが・・・
    青空文庫?小学校高学年〜とありました。
    内容は、引退警察犬のマサを通しておもしろく読めました。

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著者プロフィール

1960年東京都生まれ。87年『我らが隣人の犯罪』で、「オール讀物推理小説新人賞」を受賞し、デビュー。92年『龍は眠る』で「日本推理作家協会賞」、『本所深川ふしぎ草紙』で「吉川英治文学新人賞」を受賞。93年『火車』で「山本周五郎賞」、99年『理由』で「直木賞」を受賞する。その他著書に、『おそろし』『あんじゅう』『泣き童子』『三鬼』『あやかし草紙』『黒武御神火御殿』「三島屋」シリーズ等がある。

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