パセリ伝説 水の国の少女 memory(7) (講談社青い鳥文庫)

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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062850445

作品紹介・あらすじ

人質をとったミモザは、次の策を練る。そのミモザをもあやつろうとする“赤い鳥軍団”の若き指揮官。一方、ともに“赤い鳥軍団”と戦うためノイ国へ着いたパセリは、きびしい現実に直面する。苦悩するパセリに、ミモザが提案してきた交換条件とは……。敵か、味方か?それぞれの思いがからみあうなか、パセリは母たちを救えるのか?

感想・レビュー・書評

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  • 「パセリ……、わたくし、パセリのこと、ほんとうのお姉様のように思ってたのよ。兄様と結婚しなくても、ずっとわたくしのお姉様でいて……。」
    「もちろんよ。わたしだって、ミントちゃんはほんとの妹も同じよ。」

  • 読書完了

  • この本は、大人になってから読むと
    子どものころとは違った視点で読むことができます。
    一緒にお子さんと読んで感想を共有しても面白そうな
    シリーズじゃないかな。

    ところどころに今起きている問題が隠されています。
    フラム国は実をいえば、私たちが今住んでいる地球
    そのものなのかもしません。彼らほどではないにしろ
    私たちも限りなく自然環境を壊していることには
    間違いのない事実ですからね。

    今回はパセリにとっては非常につらいものになります。
    ミモザの手によってことごとく方向は悪い方に向きます。
    だけれども、よく読んで気付くはずです。
    彼女の使っているミラクル・オーはおそらく、このまま使い続ければ必ず自分に返ってくるということを。

    すでにその片鱗は見えているんですよね。
    ほら、悪い保護者がいるでしょ?

    マリモが久しぶりに出てきます。
    何か本当に変わったよな。
    彼女は不良少女なんて言っていましたが
    とんでもない、自分を持った強気な子ですよ…

  • パセリ伝説 水の国の少女 memory(7) (講談社青い鳥文庫)
    倉橋 燿子
    講談社(2008-08-09)

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著者プロフィール

 広島県生まれ。上智大学文学部卒業。出版社勤務、フリー編集者、コピーライター を経て、作家デビュー。講談社X文庫『風を道しるべに……』等で大人気を博した。 その後、児童読み物に重心を移す。主な作品に、『いちご』(全5巻)、『青い天使』(全9巻)、『パセリ伝説』(全12巻)『パセリ伝説外伝 守り石の予言』『ラ・メール星物語(全5巻)』、『魔女の診療所(全8巻)』、『ドジ魔女ヒアリ(全3巻)』、『ポレポレ日記(全5巻)』、『生きているだけでいい!~馬がおしえてくれたこと~』、『夜カフェ(全12巻)』(以上、すべて青い鳥文庫/講談社)、『倉橋惣三物語 上皇さまの教育係』(講談社)、『風の天使』(ポプラ社)などがある。

「2023年 『星カフェ この気持ちが恋だとしたら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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