宮沢賢治は名探偵!!-タイムスリップ探偵団と銀河鉄道大暴走の巻- (講談社青い鳥文庫)
- 講談社 (2010年6月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062851534
作品紹介・あらすじ
香里、拓哉、亮平は、宝石強盗団が逃げてきたところへたまたま遭遇。ぶつかった拍子に、盗まれたダイヤモンドもいっしょにタイムスリップしてしまう。そして、3人の目の前に現れたのは、夢中になって石を拾うひとりの少年。その人こそ、作家であり詩人の宮沢賢治だった。無類の鉱物好きで知られる賢治はめざとくダイヤを見つけ、なんとしてでも自分のものにしたいと考えるのだが…。小学上級から。
感想・レビュー・書評
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シリーズとは知らずに手にとってしまった。主役の3人の子供たちがタイムスリップするようになった経緯は分からないものの、分からないままでも特に問題ない。
で、いつもタイムスリップしているらしいのだけれど、今回は宮澤賢治のいた時代の岩手へ。
いつもタイムスリップに目的があるのかどうか知らないけれど、今回はタイムスリップ前にたまたま巻き込まれた事件でたまたま手に入ってしまった宝石を持ってきてしまった事、それを紛失してしまい、取り返さないといけないことなどが理由で大立ち回りをする。
シリーズの中でならばアリなのかもしれないけれど、宮澤賢治目当てだったり、一冊完結のつもりで読んでいると、内容が薄すぎてちょっと困ってしまう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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謎解き要素は殆どなくて、学校の先生との列車での追いかけっこ。
突然危険なアクションものになっていてついていけない感があった。
クイズも宮沢賢治や東北に関するもの程度だったし。
最後の方の注文の多い料理店や銀河鉄道の夜の登場人物が出てくる部分があってちょっと…と思ったけれど、あとがきを見るとわざとやったらしい。
ファンタジー要素が入っていてちょっと異色。
でも銀河の描写は好き。 -
明治時代の東北地方で、香里、拓哉、亮平の3人組は、中学生の宮沢賢治に遭遇。
3人が持っていたダイヤモンドを自分のものにしたいと思った賢治だが、寮に入った泥棒に盗まれてしまい
タイムスリップ探偵団」シリーズ。 -
探偵ものが好きなので、オススメで~す♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪
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宮沢賢治だからか…いつもとちょっと違って幻想的でした。
シリーズの中で一番好きかもしれません。