若草物語2 夢のお城 (講談社青い鳥文庫)

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本棚登録 : 180
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062851558

作品紹介・あらすじ

また会えたね。メグ、ジョー、ベス、エイミー。
四姉妹の幸せ探しの物語がまたはじまります。

『若草物語』の物語に幕がおりてから3年後。あのマーチ家の四姉妹、メグ、ジョー、ベス、エイミーのつづきの物語がはじまります。140年ものあいだ、世界中で愛されつづけている仲よし姉妹の小さな事件や意外な結婚、そして、美しくも悲しい別れ……。ごくふつうの毎日につまった幸せの見つけ方がここにあります。あなたの「夢のお城」はどんな形?

※小学中級から

感想・レビュー・書評

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  • ベスの死がものすごくショックだった。

  • 色々と驚かされた。ベスが死ぬなんて。あんなにかわいいベスが。それに、エイミーとローリー、ジョーとベア先生が結婚したのにも驚いた。

  • この年になってみればあんまり面白くない

  • メグは夫のジョンと二人の子と幸せな家庭を築く。
    エイミーはおばさまの付き添いで長期ヨーロッパ旅行に。かねてからの念願だった。
    ローリーからアプローチされたジョーは、ローリーと距離を置くためもあって、ニューヨークに家庭教師として赴く。
    ニューヨークでジョーは、ドイツから来ているベア先生と出会う。
    ジョーがニューヨークから戻り、大学を卒業したローリーはジョーにプロポーズ。ジョーははっきりと断る。ローリーは失恋。ヨーロッパに傷心旅行に。
    ローリーはエイミーとヨーロッパでロマンス。
    ベスは病で亡くなってしまう。
    エイミーとローリーがアメリカに戻ってくる。
    ベア先生が訪ねてきて、ジョーにプロポーズする。
    マーチおばさまはジョーに自宅を遺す。その場所でジョーとベア先生は学校を開く。

  • ルイザさん、そうだったの、谷口先生の解説を読み終えてますますうれしい私です。かなりの昔120年はやはりいただけない。時代錯誤であまりおばさんには、
    笑うところもあっても頂けませんでした。でも120年の時間は過ぎていても
    人は同じですよね。やっぱり読んで
    幸せになろう!

  • 子どものとき、おそらくは抄訳で読んでいた若草物語。こちらの第二部の内容は記憶にないので、たぶん第一部だけの抄訳だったんだろう。でも、ベスは第一部で亡くなるものだとずっと思っていたので、記憶がどうやってごっちゃになったのかふしぎ。ローリーはジョーと結婚させてほしいと多くの読者が望んだのにそうはしなかったオルコット。残念な気もするけれど、似たもの同士でぶつかり合うから、というジョーの気持ちもわからなくはないかな。オルコットは生涯独身だったそうだけれど、ほんとうはこうして父に似た人と添い遂げたかったのかもしれないなと思った。

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著者プロフィール

ルイザ・メイ・オルコット(Louisa May Alcott 1832‐88)
19世紀を代表するアメリカ女性作家。ペンシルヴァニア州ジャーマンタウンに生まれる。教育者・哲学者の父親エイモス・ブロンソン・オルコットと、奴隷制反対運動に関わっていたメイ家の出身であるアビゲイル・メイの次女として生まれる。マサチューセッツ州コンコードで少女時代を過ごし、ラルフ・ウォルドー・エマソンやヘンリー・デイヴィッド・ソローと交流があった。南北戦争時には北軍の看護師として従軍。南北戦争後に『若草物語』(1868)を出版し人気を博す。『若草物語』執筆前(1866)に、A. M. バーナード名義で大衆向けのスリラー小説を出版していたことが、20世紀にはいって明らかになった。

「2021年 『仮面の陰に あるいは女の力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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