黒魔女さんのバレンタイン 黒魔女さんが通る!! PART13 (講談社青い鳥文庫)

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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062851824

作品紹介・あらすじ

とうとうやってきた決戦の日。なぞの「義理チョコ委員会」が暗躍し、どんなチョコをあげるかで大さわぎの5年1組の女子たち(とギュービッド)。女子力が高ければ、黒魔女としても優秀という新しい法則が発見され、「女子力アップ講座」を受けるはめになったチョコ。ああ、むいてなさそうで心配です。チョコ、だれにチョコあげるの?ちょこっと教えて?小学中級から。

感想・レビュー・書評

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  • あらためて、まいちゃん委員作りすぎ!?
    と思いました。

  • チョコちゃんも大変だネェ

  • とてもとてもとてもおもしろかった。

  • 黒魔女さんシリーズはとっても面白くて、何回読んでも飽きません*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

  • ギュービッドと黒雷さんの金襴の交わりっていいなーと思いました。

  • 一日まるっきりバレンタインについての授業・・・。
    いいなー
    しかも、あの義理チョコ委員会、なにものですかね。
    わたしも、魔法の枝ほしいですぅ。

  • チョコ、砂時計わっちゃダメだよ~。

  • “「だったら、参考までにききたいんだけど。」
    森川さんが、すすすっと、近よってきた。なんだろ?
    「黒雷からわたされた、『好きになり草』と『きらいになり草』、どっちを使った?」
    あ、その話ね……。
    「それがそのう、どっちも使わなかったんです。」
    あたしは、いろいろと迷ったあげく、『相性魔法』を使ったことを話すと、森川さん、三つ編みをゆらして、にっこり。
    「そう。それならそれでいいわ。なんだか、チョコちゃんらしいもの。」
    あたしらしい?そうなの?ふーむ……。
    「そんなことより、使わなかった『草』の缶詰、お返ししなくちゃいけませんね。」
    うっかりわすれてたよ。きのうお休みだったんだから、返しにくればよかった。
    「あら、いいのよ。バレンタインデーが終わるまで、持っていて。」
    バレンタインデーが終わるまで?
    「いよいよ、あさってはバレンタインデー。クラスのみんなも、盛りあがってるはず。それをみて、チョコちゃんも、『麻倉くんに本命チョコをあげたい!』とか、『東海寺くんとラブラブになりたい!』って、思うかもしれないでしょ。そのときに、あれを使えば、一発で、思いどおりになれるんだから。」
    いえ、それだけは、ぜったいにありえませんから!”

    チョコは一体どっちが好きなのさー。

    “ギュービッドったら、泣いてるような、笑ってるような、びみょうな顔してる。
    「じゃあ、これがエクソノームさまにあげるつもりだった、バレンタインのチョコ?」
    「そ。でも、あげなかった。だって、貴族のお嬢さまと結婚が決まりそうな王子さまに、あたしみたいな黒魔女が、チョコをあげるわけにいかないだろ。」
    ギュービッド……。
    「これでわかったか?あたしはもう、エクソノームさまのことなんか、これっぽっちも思ってないんだよ。」
    うそ、ばっかり……。
    「でも、このチョコ、せっかく作ったのにもったいないぜ。あ、そうだ、おまえにやるよ。どうせ、おまえ、チョコレートなんか、用意してないんだろ。」
    ねえ、そんなに、無理しないで……。
    「東海寺と麻倉に、くれてやれ。ヘビやカエルにビビらないほうが、おまえのパートナーだな。あたしとしては、バービー人形のコレクションを持ってる麻倉のほうが……。」
    「いいかげんにして、ギュービットさま!」
    やせがまんして、へらへら笑ってるギュービッドなんて、みたくないよ。
    「ギュービットさまには、いつだって、胸をはっていて、おバカなこといっていて、黒魔法も恋も一直線でいてほしいよ!」”

  • 旬な話題だったので一気読み。
    結局チョコは誰にも渡さなかったのかー!

  • 大形や麻倉、さらには、東海寺までカバーに。また、なにかありそう。

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著者プロフィール

東京都生まれ。慶応大学経済学部卒業。
『世界の果ての魔女学校』で野間児童文芸賞、日本児童文芸家協会賞受賞。
主な著書に、「黒魔女さんが通る!!」シリーズ(講談社青い鳥文庫)、
『杉原千畝 命のビザ』『福沢諭吉 「自由」を創る』(講談社火の鳥伝記文庫)、
翻訳の仕事に『クロックワークスリー マコーリー公園の秘密と三つの宝物』(講談社)、
「講談えほん」シリーズ(講談社)、「少年弁護士セオの事件簿」シリーズ(岩崎書店)などがある。

「2023年 『黒魔女さんと最後の戦い 6年1組 黒魔女さんが通る!!(20)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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