黒田官兵衛は名探偵!!-タイムスリップ探偵団と中国大返しを成功させよ!の巻- (講談社青い鳥文庫)
- 講談社 (2013年11月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062853910
作品紹介・あらすじ
●今回、香里、拓哉、亮平の3人組がタイムスリップしてしまったのは、天正十(1582)年六月三日、本能寺の変直後、豊臣秀吉が備中高松城で毛利輝元軍と戦っているときである。織田信長が亡くなったことを知らせる密書が、このとき毛利方へ届けられるべきところを間違って豊臣方に渡ったことによって、秀吉は形勢を有利に展開させ天下統一へと突き進むことになったのだった。しかし、その重要な密書が史実に反して毛利方の手に渡る可能性が出てきた。その原因は香里たちとたまたま一緒にいた黒田官兵衛の失態によるものだったから大変である。官兵衛の主人である秀吉に知られたらただではすまされない。いや、それよりもこのままだと日本の歴史が変わってしまうことになる。タイムスリップ探偵団3人組と軍師官兵衛は、密書を豊臣方へ取り返すべく直ちに追跡を開始するのだったが……。
感想・レビュー・書評
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つぎつぎのなんかんを乗り越えて最後には衝撃の事実があって面白かった。
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今年の大河ドラマに合わせて黒田官兵衛が主役。
本能寺で信長が自害したことを毛利に届けるはずの密使が間違えて官兵衛に渡してしまう事件あたりがテーマ。
密使を取り逃がして追っている最中に秀吉が試練を出して官兵衛の邪魔をしたりと、先に密使を捕らえなくていいのかと思ったらそこはちゃんと考えられていた。
でも、もうタイトルの人物は名探偵でも何でもなくただ出会って一緒に危機を乗り越えるだけになっている。
サバイバル度も増し、ミステリー要素よりも冒険要素が多い。
サブタイトルの中国大返しはこれから、というところで現代へ…。
確かに結果的には中国大返しをすることになるけれど、それが成功させよ、と言えるのか…。 -
タイムスリップ探偵団シリーズ。
今回はNHK大河の黒田官兵衛。
妖術マニアという設定で面白かった。 -
今回は、戦国時代にタイムスリップ。黒田官兵衛という名前はこの本を読んで知りました。かおりクイズで歴史の力ごついていきます。