クレヨン王国いちご村(新装版) クレヨン王国ベストコレクション (講談社青い鳥文庫)

  • 講談社
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本棚登録 : 99
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062854641

作品紹介・あらすじ

クレヨン王国シリーズのうち人気の作品を選んで、新たな描き下ろしイラストでお届けする<クレヨン王国ベストコレクション>シリーズの第4弾!
 病気で入院した正くんのところに、おばあちゃんが12色のクレヨンとスケッチブックをもってきました。クレヨンが1本ずつ夢の中に現れて、その色と関係するおもしろい話をしてくれるかもしれないというのです。するとどうでしょう。気づくと正くんは、劇場にいました。ほんとうに、クレヨンのお話がはじまったのです――。
 スミレや北風の子ども、ラッパふきのエンゼル、花びら、自転車などが登場する12の短いお話が入っています。文字も大きく、朝の読書におすすめ!

感想・レビュー・書評

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  • ※私が読んだのは古い方で、絵が違っていました。

  • 児童向けだけど結構薄暗い話が多いよね。でも、長女と一緒に読めて「あのお話は・・・」と感想を言い合えたのは楽しかった。

  • 12色のクレヨンによるそれぞれの色の生き物が主役となる12の短編。
    はだ色が今ではうすだいだいとかペールオレンジになっているとは。
    気にしたことがなかった。
    アニメではだいろ大臣がオレンジ大臣になったのもそのあたりの配慮だったのかな。

    昔読んだことがあるけれど、内容はすっかり忘れていた。

    ハッピーエンドとは言えない話が多く、しんみりする。
    特に「どんぐりのかくれんぼ」のどんぐりはタイトルのかわいらしさに反した扱いでいたたまれない。

    「北風フーと青空スー」、「おかしな修学旅行」が好き。
    表題作の「いちご村」では唯一クレヨン王国の王様やクレヨンたちが登場。
    雪の砂漠の中のいちごはとてもファンタジックで甘い匂いが漂って来そう。

    旧版との比較はしていないが、平仮名が多い印象。

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著者プロフィール

名古屋市生まれ。早稲田大学文学部国文科卒業後文筆活動に入る。1956年 オール読み物新人賞受賞。1963年 モービル児童文学賞受賞。1964年 『クレヨン王国の十二か月』で第5回講談社児童文学新人賞受賞。1968年から1988年まで、自然に親しむ心をもった児童を育てる目的で学習塾を開く。
2012年逝去。主な著書に『クレヨン王国』シリーズ47タイトル、『静かに冬の物語』(以上すべて講談社刊)などがある。2012年逝去。

「2016年 『クレヨン王国黒の銀行(新装版) クレヨン王国ベストコレクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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