旅猫リポート (講談社青い鳥文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 757
レビュー : 59
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062854801

作品紹介・あらすじ

ぼくはオス猫のナナ。5年前にサトルに拾われ、幸せにくらしてきた。事情があってぼくを手放さなくてはならなくなったというサトルは、引き取り手をさがすため、銀色のワゴンに乗って旅に出る。サトルとぼく、ひとりと一匹が出会う、素敵な風景、なつかしい人々。そしてついにぼくらの最後の旅が始まる――。

感想・レビュー・書評

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  • 僕は映画だとロードムービーが好きなんだ。
    例えばリトルミスサンシャインとかね。
    よく出来たロードムービーのように
    彼らが旅する景色が目の前を広がる。
    風も匂いも、眩しさも、感じる。

    旅ってズルいよね。お気楽な感じがするから、
    こっちは油断しちゃうじゃないか。

    油断しちゃうじゃないか。

    不思議な読後感。読み終わっても、
    2人の旅が続いているような風がね、吹くんだな。

  • 涙なしでは読めないお話だけど、決してさみしさとか孤独感を感じさせるものではなかった。
    「何があっても永遠に続くよ、喜びや楽しいことはこれから先も」
    猫の目を通して描かれたそんな描写に気持ちがとても温かくなった。

  • 猫に限らず、小動物を愛する人ならみんな好きな作品だと思う。電車で読んでてクライマックスにさしかかっり、マズイ、と思って、続きは家で読んだ。そしたらもう、何年ぶりかで小説で大号泣した。でも読後感はスッキリして、雨上がりの爽やかさ。ストーリーは普通なんだけど、カタルシスに★4つ。

  • 出会えたことで、
    出会う前よりもずっと幸せになれた。
    とてもたくさんのものを
    見ることができた。
    出会った人、愛でたもの、
    旅の想い出を数えながら、
    次の旅へ向かう。

  • 大泣きしました。
    青い鳥文庫なので、子供向けを意識した物語でもあると思うのですが、三十路女も還暦過ぎの母親も号泣でした。
    今まで読んだ本で1番泣いたかも!?
    素晴らしい感動ストーリーでした。

  • 心が荒んでいるときに笑 読んだのですが、
    すぅーっと温かい気持ちになる本です。
    自然と涙が流れました。映画より本が良かった。

  • 猫好きな人ならきっと好きになれます。

  • 吾輩は猫である の現代版と言って良い名作だと思います。
    娘に読ませたくてもなかなか書店で置いてなくて、ネットで買いました。
    猫を愛する飼い主の思いと、猫が飼い主にもつ思いに感動!

  • サトルと野良猫ナナとの出会いから、のっぴきならない理由でナナとの別れのために友人たちを訪ねて旅し、そして今生の別れまで、主にナナの目線で語られる児童文学。しかし、大人にならなければ判らない深い内容も含まれる。サトルが不治の病に冒されていることを読者は後半に読むことになるが、ナナやモモは匂いで敏感に感じ取っていたんだね。ジンワリうるっときた物語。

  • 猫好きにとって、共感する部分がとても多く
    最後の展開は涙、涙。

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著者プロフィール

有川浩(ありかわ・ひろ)
高知県生まれ。二〇〇四年『塩の街』で電撃小説大賞大賞を受賞しデビュー。同作と『空の中』『海の底』の「自衛隊三部作」、「図書館戦争」シリーズをはじめ、『阪急電車』『旅猫リポート』『明日の子供たち』『アンマーとぼくら』など著書多数。

「2017年 『ニャンニャンにゃんそろじー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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