ロスト・ワールド 失われた世界 新装版 (講談社青い鳥文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062855044

作品紹介・あらすじ

●変人として有名な動物学者チャレンジャー教授を訪問した新聞記者マローンは、一冊のスケッチブックを見せられる。それは教授が南米を探検した際にたまたま入手したものであったが、マローンが目を疑うほど不気味で奇怪な動物が描かれていた。教授はそれをジュラ紀に棲息した恐竜の一種なのだと断言し、それが間違いではないという理由まで説明するのだった。冒険心をかきたてられたマローンは、チャレンジャーと敵対するサマリー教授、世界的な冒険家ジョン・ロクストン卿とともに南米へと旅立つことになるのだが……。

感想・レビュー・書評

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  • 1912年英。この時期のイギリス知識人はウェルズの「タイムマシン」のように科学知識が貴ばれたのかも知れません。著者は科学知識と人物描写で南米にジェラシックパークを建設。チャレンジャーとサマリーの子供みたいな二人の教授がなんか可愛らしかったです。(近くにいたら迷惑そうです)南アフリカの従軍経験からか(南米に行ったことがあるのかは知りません)南米の自然も巧みに描写しています。産業革命、世界に植民地を持ち繁栄を謳歌した時代のイギリスの意識が感じられました。(2年後に一時大戦が勃発するのですが)中谷教授が子供たちに語って聞かせたときは今のように出版物も自由でなくCGなんてなかった時で重苦しい時代にこんなお話を聞いたら実際今よりずっとわくわくしただろうと思いました。管紘さん訳。

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