- 本 ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062856027
作品紹介・あらすじ
大中小探偵クラブがいどむ次なる謎は、かつての大名だった猫又家に伝わる埋蔵金! お家お取りつぶしのときに隠されたといわれる埋蔵金は本当にあるのか? かくされた場所は? そして、それを受け継ぐ資格のある者とは--。新たにクラスの「エリート」こと北岡恵理人が加わって、ますますパワーアップした探偵クラブが、埋蔵金伝説の謎にせまる!
感想・レビュー・書評
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掃除でもなんでも引き受けるのでお掃除クラブになっている探偵クラブ。
どぶ掃除や、蔵の掃除…。
おばあちゃんの家の蔵の掃除を手伝ってほしいという依頼から埋蔵金探しに発展。
今回も戦争関連。
やっぱりこのシリーズはこういうまじめな路線のようだ。
直球で分かりやすい構成だと思ったらこのシリーズは小学生上級からではなく、中級からだったのか。
赤い夢とか出て来ないわけだ、納得。
細かいことに気づく採矢、大きなことに気づく昇の構図が今回はちょっとだけ違っていた。
大柄な昇は暴力的そうだけれど、パワフルなだけで彩矢と仲良くて微笑ましい。
埋蔵はされていたけれど埋蔵「金」って言っていいの?
エリートもすっかり探偵クラブの一員に…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
知識や情報をもとにして答えを見つけているエリートこと恵理人も今回から探偵クラブの一員に加わり、探偵クラブがさらにパワーアップしています。
彩矢たち探偵クラブの四人は、隣のクラスの片倉空美からの依頼で、空美のおばあちゃんの家の蔵の片付けを手伝うことになります。
空美は、今の棚志という町、昔の地名は猫又だった町を治めていた猫又大名の家の末裔でした。
猫又家は、当主の孔子郎が空を飛ぼうとしたことで、お家お取りつぶしになりました。また、猫又家が隠した埋蔵金があるという噂がありました。
猫又家の埋蔵金は本当にあるのか。
埋蔵金を受け継ぐ資格とは何なのか。
探偵クラブが解き明かそうとします。 -
低学年児童向け。ミステリ初心者によさそう。
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大中小学校6年生の彩矢、昇、杏奈の3人組に
恵理人がくわわった大中小探偵クラブ
隣のクラスの片倉空美に
祖母の家の大きな蔵の片付けを手伝ってほしいと依頼される
天狗を名乗る人物からとどいた手紙をきっかけに
5人は埋蔵金をめぐる騒動に巻きこまれていく
「大中小探偵クラブ」シリーズ3作目
満載のツッコミに笑いこけながら謎解きがたっぷりたのしめる
著者プロフィール
はやみねかおるの作品





