氷の上のプリンセス シンデレラの願い (講談社青い鳥文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062856072

作品紹介・あらすじ

中間テストで無理しすぎて熱を出し、倒れてしまったかすみ。カナダにスケート留学中の瀬賀君から「無理しすぎるな。」とぶっきらぼうだけど心のこもった声がとどく。
秋が深まり、大会に参加するため、かすみはお母さんと一緒に仙台に向かう。仙台には先祖代々のお墓があり、なくなったお父さんもここに供養してもらうことになる。するとそこに不思議な女の子が現れて…。
シンデレラが魔法つかいのおばあさんに出会い、舞踏会に行けたように、だれにも見守ってくれている何かがいてくれる。その美しい存在にかすみは気がつく。
一方、全日本ジュニアへの切符を勝ち取ろうと、だれもが上位目指して試合の日をむかえるが、仙台の選手・優羽のようすがどこかおかしい。かすみは、優羽が体調をくずしていることに気がつく。地元での大会にどうしても出場したいと無理をしようとする優羽を説得するかすみだが……。

<小学中級から すべての漢字にふりがなつき>

感想・レビュー・書評

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  • かすみ頑張れ

  • シリーズ第9弾。
    シーズンが本格的に始まり。全日本ノービス選手権大会に出場する主人公のかすみ。
    会場は仙台、小学生の頃の羽生結弦のような男子も試合に登場。もちろん優勝。
    かすみのプログラムはシンデレラ、前シーズンがジゼルというのは三原舞と同じで、かすみのイメージと少し被る。
    でも、かすみは、ずぐにくよくよして泣きすぎなのが、好きになれない。
    (図書館)

  • 2学期の中間テストをのりきり
    全日本ノービスが開かれる仙台にむかった春野かすみ

    なくなったパパのふるさとでシンデレラを演技し
    3位以内に入って全日本ジュニア出場をめざす

    なかよしでありライバルでもある真子、美桜、フローラと離れ
    本番を前にふだんとようすが違う優羽が気になり追っていくと...

    ──だいじょうぶ。きっとできる。自分を信じて!──

    “夢と勇気がもらえるフィギュアスケート物語”
    青い鳥文庫の人気シリーズ“氷プリ”の9作目
    サイトではシリーズ紹介のアニメ動画を公開中

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著者プロフィール

風野潮
大阪府生まれ。第38回講談社児童文学新人賞を受賞した『ビート・キッズ』でデビュー。同作で、第36回野間児童文芸新人賞と第9回椋鳩十児童文学賞を受賞する。ほかの作品に『ビート・キッズⅡ』、「氷の上のプリンセス」シリーズ(ともに講談社)、『ゲンタ!』(ほるぷ出版)、『歌う樹の星』(ポプラ社)など多数ある。日本文藝家協会、日本児童文芸家協会会員。「プレアデス」同人。

「2023年 『ペンタとニック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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