エトワール! 3 眠れる森のバレリーナ (講談社青い鳥文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 78
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062856621

作品紹介・あらすじ

主人公のめいは、バレエが大好きな小学生の女の子。6歳から、有村千鶴先生の有村バレエスクールでレッスンをしています。
 物語はめいの5年生の春休みから始まります。新学期になって6年生に進級しためいは、千鶴先生から、コンクールに出てみないかと告げられます。作品は「眠れる森の美女」に出てくる「フロリナ王女のバリエーション」。同時に妹のジュンもバレエを始めることに。中学受験のためにレッスンを休んでいる南の分も頑張ろうと決意するめいですが・・・・・・。
  ある日バレエスクールに宿題のノートを忘れたことに気づき戻ってみると、憧れの先輩さやかちゃんと、唯一の男子で大人気の透君が、パ・ド・ドゥのレッスンをしているところでした。厳しく指導される透君の姿にめいは驚きます。
 いっぽう学校では、小学校最後の運動会の練習が盛り上がっています。騎馬戦になかよし3人組、シオリン、カナで出ることにしためいを、ハルトがまぶしそうに見ているのでした。
 バレエコンクールに向けためいの練習は!? そして本番は!? 臨場感あふれる物語が展開します。

<小学上級から すべての漢字にふりがなつき>

感想・レビュー・書評

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  • さんかん続き気になる!

  • バレエについて、知らない人でも分かるように、丁寧に説明されていて、バレエに憧れてるだけじゃなくて実際にバレエを習っている子も面白く読めそう(自分が詳しい分野って、創作物のなんちゃってな部分が気になってしまうことがあるから)。
    一巻から読んでいるけど、段々バレエの部分の描写が詳しくなってる気がする。その中に友達や姉妹の人間関係の悩みなんかも織り込まれて、結構リアルでありつつ、憧れる内容になってそう。リアル小学生の感想聞いてみたいな。
    恋愛要素が、メインではなく匂わせる程度だけど入っているのが、もう大人だしピンとこないんだけど、読者世代には気になるところなんだろうな。

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著者プロフィール

梅田みか(うめだみか)
作家・脚本家。東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。小説、エッセイのほか、人気テレビドラマの脚本を多く手掛けている。幼少期より橘バレヱ学校にてクラシックバレエを習う。小説『海と真珠』(ハルキ文庫)はその経験が生かされた本格的バレエ小説。バレエのほか、フィギュアスケートにも造詣が深い。

「2023年 『エトワール!(12) 恋するシルフィード』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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