- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062865081
作品紹介・あらすじ
はじまりは、瓶の音だった。夜の庭に響く、聞こえるはずのない音。中一の春。新しい町で幸せに過ごしていくはずだったのに、いつしか家の中には険悪な空気が流れ、そしてある夜、それは哀しい空気へと変わってしまった。なす術もなく立ちつくすあたしの前に現れた、不思議な雰囲気をもつ人。彼が教えてくれたことは…。心に染みる、せつなく美しいファンタジー。
感想・レビュー・書評
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「人には、それ〔つらいこと〕を乗り越える、力がある」 と言う翠くんのように、いっぱいの笑顔を届けられるようになりたいな。
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悲しみに染まった主人公が見たのは、沢山の瓶を抱えた青年。
風のように軽やかで優しい彼に、主人公は会うたびに惹かれていく。
森の中で揺れる梢のようなさやけさと、
柔らかな風に包まれた暖かな物語。
青年への想いを胸に、
悲しみを乗り越えて生きていこうとする少女の真っ直ぐで、少し切ない心情が寄り添うように描かれている。 -
おすすめされて読んでみたけど、好きなタイプの話じゃなかったなー。ほっこり系ファンタジーって感じで。
でも文章は読みやすくてきもちよかった。 -
結ばれずに最後を迎えた恋物語で、こんなに幸せな気持ちになれたのは初めてです。
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表紙買い。自分が思ってた内容と全然違ってびっくりした。笑 ファンタジーだったのか…。
文章が苦手(子供向け?)だったけど結構よかったかも。切なかった。
でもはじめの衝撃が…。恋愛は本物だし頭に入ってきて切ないけど、ファンタジーやったんか…。 -
購入済み、未読。
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切ない恋愛小説の名手です。
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ファンタジーな感じですが、子どもも読んでもいいかもね。
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k_6)大人のファンタジー。「カラフル」と同じく表紙が好き。