心乱される (講談社X文庫ホワイトハート)

  • 講談社 (2010年11月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784062866620

みんなの感想まとめ

複雑な人間関係を描いた作品で、愛する人の息子と育て親という禁断の設定が魅力的です。受けの過去の痛みや苦悩を理解し、支えようとする友人の存在が特に印象的で、彼の行動が物語に深みを与えています。友人が受け...

感想・レビュー・書評

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  • さすが英田さんと言った感じで、途中、ぐいぐい読ませて引き込まれました。ただ、設定や3Pエピソードは……。うーん、どうかな?読んでよかったけど再読はないかもです。「心乱される」まさにその部分萌え。
    3Pエピソードは必然性があまり感じられず濃くもなく、人気者らしいモトカレも好きになれず、おこちゃまはおこちゃまだし、一瞬出てくる恋敵の女は煩い悪役。セフレの大宮の飄々っぷりがよかったかなあ。幸彦クンとくっついちゃうといいな。すっきりさっぱりスコーン!てな作品ではないわなぁ…。
    ちゃんとは知らないのですがうさぎドロップを思い出しました。苦手だったので、好きな設定じゃないのかしらん。

  • 報われない片思いの息子を引き取ることになった一聡。
    切ないお話ですが、x文庫に対しての私のイメージなのか、堅苦しいといいますか、ぬくもりがない文章で「あー、はいはい」といった感じで読んでしまいました。英田さん、好きな作家のはずなのですが、いまいちでした。
    話を盛り込んだため、一つ一つが小高い丘のようにハイキング気分で登頂してしまったようでした。設定が話はもっと深刻ですごかったはずなんですけど、いつの間にやらでした。

  • サラリーマンの橋野一聡は、三十四歳にして、十八歳の子供がいた。
    子供と言っても実の子ではなく、橋野がかつて誰よりも愛した男の子供であった。
    彼が亡くなった時、橋野は彼の子供を自分の家族として育てることを決意したのだった。

    彼と橋野の関係を知らない人たちは、その行為を美談だと言うけれど、実は息子である俊を引き取った時には人に言えないようないきさつがあり、橋野はその秘密をずっと一人で抱え続けていた。
    おまけに、俊は成長するに連れて、橋野の想い人であった彼の父親に似てきてしまい、そんな彼に性的な感情を時折覚えてしまうことに橋野は罪悪感を覚えていた。

    そんなある日、橋野は男にキスされている俊を見てしまう。
    それどころか、俊は橋野のことを好きだと言い出して……

    という話でした。
    自分がどうして俊を引き取ることになったのか、自分と彼の父親との間に何があったのか言えない橋野はもんもんとしていて。
    おまけに次第に父親に似てくる俊に、かつて彼の父親に抱いていた想いを思い出させられて。
    それでも俊だけは真っ当に育てようとしていた橋野に俊が押せ押せの攻撃をしかけてきて、結局は俊の粘り勝ち。

    良識や理性よりも自分の気持ちに正直になった方が楽だよね! という。

    理性にしばられた年上のうだうだ悩んでいる男を年下が若さで押し切ってしまう話がお好きな方にはオススメします。
    後、ちょっぴり義理の親子関係も入っているのでそちらも合わせてお楽しみいただければ、と思います。

  • BL版源氏物語+3Pモドキ。
    ホワイトハートでまさか3Pが読めるとは思ってなかったので、
    ちょっとビックリ。
    脇役の攻めキャラの個性がキツくていい。
    だが、メインの攻めのキャラ(年下の王道パターン)が
    普通すぎて立ってないきがした。

  • なんだかとっても大人な感じ。そしてそこに子供が一生懸命背伸びしてほしいものを掴み取るお話。読ませてくれましたね。

  • 読み終わって溜め息が出ました。好きだった人の息子を引き取って育てる一聡は34歳、引き取って育てている俊は18歳。面影が誰より愛した男に似てきて戸惑いに似た想いを抱えながら父親であろうとするが、ある日坂下が俊に口づけしているところを目撃してしまい、動揺する。
    俊を引き取る時の背景や、俊に対して押し殺している気持ち。
    また俊も幼い頃から恋心を一聡に抱いていて、ある日一聡と大宮のキスシーンを見た事で自分の想いを一聡にぶつける。
    背負うものがあって思い切れない想いが伝わって切なかったです。
    この作品も、もう一度じっくり読みたい☆

  • なんだこれえええ超萌えたとととっととととっ とと と tt とし 年下攻め!!!!しかも親子丼!!ウワアアアアアアアアア
    少々ヤンデレに足を突っ込んだまっすぐガンガン攻めてくる年下攻めくんがかわいいし愛しいしなんだこの子すごくエロいです……
    当て馬さんというかセフレの人がフリーダムでさんぴーもおいしくいただきました。ごちそうさまです。
    受けさんはなんかぐるぐるして罪悪感いっぱいで大変そうだけど、だからこそ幸せになってほしいなあ!
    へんにひねくれたところもなく年下に甘えられるのがまたかわいい。
    攻めくんは成長したら大変な包容力があってよいと思います。議題。

  • 脇の大宮が強烈だった気もするがwww 攻めの父親との心理描写が丁寧で良かったな。さん○ーエロかったww 急に雲行き変わったような強引にこれもありかと思わされた感じw ごちそうさまでした。

  • 色々えぐいので読んでて途中しんどくなった…メイン2人より脇の親友がええ奴すぎて涙でそうになった。

  • 年下攻め&大人受けの良さがちょっと足りないかなと。お話も、ボリュームにしては短く(淡白に)感じました。3Pもどきがありますので苦手な方はご注意。

  • 年の差、年下攻め、家庭内恋愛とシチュ的に美味しい要素たっぷりで、一聡が大人の良識と恋情の狭間でぐるぐるしてしまうのも切なくてよかったのですが、あともう一押し何かが足りないと思ったら、俊のキャラクター性かな。脇の大宮が全てを持っていってしまった印象なのも、俊に男としての魅力が足りないからではないかと。作中でユキが「スイッチ入った俊は雄のフェロモン垂れ流し」と言ってますが、フェロモンどこ?って感じでしたし(笑)あと2年位熟成した俊でこの話を読みたかったかな。ホワイトハートなのにエロ多目で少しびっくりw

  • ざっくりと分ければ義父モノです。ご自身でもドメスティック・ラブと言われているように、一つ屋根の下で仲良く暮らしてきた二人が、10年の歳月を経てお互いを意識し始めるストーリーなんですが。
    34歳のサラリーマン一聡は、かつて愛していた亡き男の子供、俊を引き取って育て上げ、その高校生の息子に「恋人にして」とせまられます。
    一聡の方も気持ち的には嫌ではないけれど、モラルとか俊を引き取った経緯とか考えると躊躇せざるを得ないし。そこから、一聡のふんぎりつかない気持ちのせいでなんだか進展が停滞ぎみで、じれったいかんじに。
    一聡がものすごく自分の感情を自制してしまうのが原因かと。一聡の受は、体だけじゃなく心まで受動形です。大宮とのHには大胆なのにね。
    まわりの大宮や幸彦という好感度大なキャラにこれでもかってほど後押しされて、やっと恋人同士になれるくらい受身。

    大宮はいい味出してます!!強烈な個性があって、なんか主役の二人を食ってるくらいのかっこよさ。英田センセお得意のキャラですね。
    欲を言えば、俊のほうの高校生年下攻めらしいかっこよさを、もう少し掘り下げて欲しかったです。

    英田センセの小説は、どのストーリーでもけっこうギリギリまで愛する男に本音を言わない主人公多いですが、そのじれったさが大好きと言うM体質の方にはオススメです。
    一聡と大宮と俊の3Pぽいカラミが一番ハードなくらいで、全体には心情部分をメインにした、後味のいい話です。

  • 大好きな英田サキさんの新刊!

    しかも大好きな年下攻め高校生×社会人

    元々関係のあった人の息子と恋愛する複雑な関係ではありますが、
    お互いの気持ちがわかってしまえばなんのその・・・

    とはいかなかった。

    うーん、脇役の大宮の存在がすごく大きい話だと思いました。
    思わず泣きました。大宮の台詞で。

    何にせよ、お互いに相手に対して誠実であろうとする健気な子たちで、非常に愛すべきキャラクタだと思いました!

  • 若くして、恋人(厳密にはちゃうけど)の忘れ形見を引き取り、育て・・・その子が育ち・・・やがて互いに・・・ってありがちな話~
    いや、そういう「ありがち」設定は、BLでは大いにアリだと思うんだけど・・・
    なんかイマイチ、うわすべりしたような話だったな。
    胸キュンがあるようで、たいしてキュンとこなかった。

    英田さん、もっと心理描写上手だったんじゃなかった?
    以前いくつか読んだ、どたばたラブコメの方がずっと、キュンと来ましたよ。

    最近、「このBL作家なら面白いはず!」ってのが、ことごとく外れてるなあ・・・なぜじゃ?

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