海賊と花嫁 恋は後宮ではじまる (講談社X文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 42
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062867184

作品紹介・あらすじ

「航海王女」の血を引く娘、エステリアーナは寄宿学校を卒業し、故郷である「妖精の生まれる島」に帰る船上で海賊におそわれてしまう。そこで彼女をさらったのは、エメラルドの瞳と黒髪の美形海賊セリムだった。空中宮殿の後宮に売り飛ばされたエステリアーナは、皇子の妃候補としてハーレム学校で妃教育を受けることに…!?そして運命は思いもよらぬ方向へと動き出す。西洋王宮&アラビアン後宮ファンタジー。

感想・レビュー・書評

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  • 船が沈んだにもかかわらず、その一ヵ月後に発見された主人公。
    そして気味悪がる周囲と、そんな彼女をいいように使う従姉妹。
    そんな彼女らが全寮制の学校に入り、片方はいなくなり
    主人公は帰路に着いた船の上で、海賊と会う。

    奴隷として売り飛ばされそうになった所を
    別の海賊につかまって…一応出稼ぎ扱い?
    しかしハーレムって出稼ぎできるのか? と思いきや
    あぁやっぱり…な最後。
    焚きつけに使われたのか、それとも本気で狙われたのか。
    むしろ、赤いお姉さん、一体どうやって鳥を拉致れたのか。
    羽置いていくのは帰りの目印になりますけど
    想像すると…ちょっと笑えますw

    とにかく衣装があれなので、イラストも表紙も
    ある意味きゃっきゃな状態です。
    脳内は華やか。
    出てくるのも美女。
    しかし…所詮中身はどろどろぐっちゃ?w

    そこまで窮地に追いやられる、という事もないですし
    ヒーローは要所要所掴んでくれますし。
    この関係はどうなるのか? というわくわく感いっぱいでした。
    全ハーレム住人の前でふられてますし…。
    いや、その前の路上でもふられてる?w

  • 航海王女の血をひく少女が異国のハレムに売り飛ばされ、妃教育を受けるというアラビアンファンタジー。主人公は堅実かつたくましい女の子で好感が持てたけど、海賊の方は出番が少ない上、優しいようで結構強引(笑)なところが目立ったので、あまり良さが伝わってこなかったのが残念。シリーズ化を想定してなのか、設定もちょっと詰め込みすぎかなー。
    とはいえ話としてはなかなか面白かったし、主人公の気持ちがまだ恋まで発展してないので、伏線の回収も含め続刊に期待します。

  • 2012/5/25:図書館より借りて読了。
    孤島に住む少女が東の国の王子の家庭教師を務めることからはじまるアラビアンファンタジー。

    たぶんこのお話……史実で描いた方がおもしろかったような気がする。従姉妹の元ネタは、(たぶん)時のフランス皇帝ナポリオンの前妻ジョゼフィーヌだと思うので。

  • エイメ伝説をモチーフにした恋愛物。
    これ続くんだよね? ジョセフィンのその後が出てくるんだよね?

  • 面白かった!恋愛面はもっと発展して欲しい。
    続きは早く読んでみたい

  • 可愛いお話。まだ恋とは言えなさそうだから、これからほんとにお互いの心がよりそっていく過程の物語が始まるのかな?

  • 王道中の王道だけど、テンポが良くて楽しめました。
    アラビアン&黒髪なビジュアルが好みすぎるのでジャケ買いです。

    序盤は小公女とかソレ系でかなりワクワクしましたが、結局従姉妹は特に大筋に絡んでこなくて、殺伐とした展開はありませんでした。
    ラストに名前だけがでてきたし、続きがあるなら絡んでくるのかなーとか、従姉妹サイドの話もあるのかなーとか、少し邪推。
    憎まれっ子世にはばかる系の、一種のヒニクなのかもしれないですが…
    でもこういうのは、ライバルにもドラマがあるんだよー的な、主観入れ替えの話がつくのがセオリーですよね。
    そして読んだら嫌いになれなくて困ると。

    話自体は綺麗に終わっているけど、まだ出会いの段階だし糖度は低め。
    吟遊詩人?の伏線も回収されてない…ような気がするのでやっぱり続きそう。

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著者プロフィール

2010年ホワイトハート新人賞受賞者

「2013年 『海賊と花嫁 愛は星空を駆ける』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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