三月ウサギと秘密の花園 欧州妖異譚7 (講談社X文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 80
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062867702

作品紹介・あらすじ

若手俳優オニールの芝居を手伝うため、ユウリとシモンは復活祭にデボンシャーにある村を訪れた。その村には、いまは「呪われた花園」と呼ばれる荒廃した庭を持つ城がある。かつては「花屋敷」と呼ばれたその城に、再び美しい花園を取り戻すことはできるのか? 大人気欧州妖異譚シリーズ、第7弾。

感想・レビュー・書評

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  • イースターエッグと秘密の花園が合わさった割に穏やかな展開。

  • 今回はアシュレイのキレがシモンのがんばりに少々押されてしまっていて残念でしたwww
    シモンとオニールがアシュレイを追うユウリを止めるシーンにはイラッとしました、だって、そこで止めたらこのシリーズ終了w
    心配なのはわかるけどユウリの行動をあんな風に止めるのはどうなのよと、アシュレイ信者の私には残念なシーンでした。あれでユウリがみんなを振り払ってアシュレイについて行ってたら神シーンだったのにwww
    アシュレイのユウリに対する気持ち以上に、ユウリがアシュレイをどう思っているのか・・・私も知りたいです。
    最後に方にしかセントラファエロのメンバーが出てこなかったので次回に期待したい。

  • 久々に、アシュレイ薀蓄が楽しかった。
    ああ、イースターってそういうものなのね、と。
    日本ではあまり一般的ではないお祭りですが、そのうちハロウィンばりに日本に進出してくるんですかね?
    日本のハロウィンは(クリスマスもだけど)かなり楽しいイベントで宗教色の欠片もありませんが(私は)。

    アシュレイが、いかに退屈だったかを切実に語っているような話でした。そうか?
    アシュレイがいたのに、なんでこんなにメルヘンなんだろうと首をかしげたくもなりました。ひどい。

    ところで、ユウリの弟、そろそろでてくるのかな?

  • ほのぼのした話で少し物足りない気もしたけれど、表紙の愛らしさが個人的にはシリーズ随一。ユウリがいつもにも増してぼんやりさんな印象。

  • アシュレイの暇つぶしに巻き込まれたユウリ。

    ウサギが出てきて可愛かった。

  • 読了。

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著者プロフィール

横浜市在住。「英国妖異譚」でホワイトハート大賞〈優秀賞〉を受賞しデビュー。シリーズ化され大人気に。主人公たちの成長に伴い、パブリックスクールを卒業した後は「欧州妖異譚」シリーズとして書き続けられている。その他ホワイトハートでは、「セント・ラファエロ妖異譚」「あおやぎ亭」がある。「ヴァチカン図書館の裏蔵書」シリーズ(新潮文庫nex)、「琥珀のRiddle]「倫敦花幻譚」シリーズ(ともに新書館)ほか著作多数。

「2023年 『シモン・ド・ベルジュはかく語りき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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