恋する俺様調香師 (講談社X文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 40
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062867801

作品紹介・あらすじ

大手化粧品会社に勤める小日向和は、ずば抜けた嗅覚を持つ天才調香師・冴島篤士の香りの実験台として密かに抱かれていた。キスや淫らな行為によって変化する体臭を嗅がれ、研究室や自宅で「実験」されまくる日々。体だけの関係でも、和は彼に片思いしていた。
 他に好きな人がいるらしい冴島をあきらめきれずにいる和の前に、優しい上司の藤倉が現れ、恋人に立候補したいと言ってきて・・・・・・!?

感想・レビュー・書評

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  • 読んでる間はかなり苦しかったなぁ。オチも展開も解っていたし想像通りではあったけど、分かっていてもしんどかった。
    キャラ的には、せっかく頑固ならもっと頑固なシーンがあっても良かったし、攻の俺様具合も、俺様というよりワガママとか乱暴って印象。毎夜のように抱くだけだいて帰るってエピソードもそれ以外も、全体的にネタバレしてもピント来ないこじつけチックなとこが。。。
    水瀬先生の溺愛は大好きなので、ちょっと残念。

  • 天然で鈍感な和とひねくれた俺様な篤士。すれ違いが起きそうな組み合わせだよね。とは思ったけれど、ここまで伝わらない?と言いたくなった。和を独占したくて振り回している篤士と、そんな篤士を無自覚で振り回している和。周りの人はみんな分かってるんだから、ちゃんと話せばいいのに。と思ってしまった。お互いを溺愛している2人だから、誤解さえ解ければ絶対に離れなさそう。

  • ★1.5。辛口すいません。

    残念、二人の性格全く受け付けられず。どんな俺様かと思えば口が悪いだけのチンピラ並の品の無さ。「受は俺のもんだから」と受の仕事を妨害、良識的な職場の人間に公私混同で当たり散らし因縁ふっかけ、果ては逆ギレ暴力。更に嫉妬で受の頭から香水をぶっかけ。盲目的な受はそんな職場での迷惑を「本当は優しい人」と弁護するだけで、異様に自己評価が低く、攻から見捨てられないかどうかしか頭にない恋愛脳。なのに不安だからと当て馬と浮気未遂…。アホアホだとしても笑えず、理解も共感も出来ず終わりました。学生時代の回想だけ萌え。

  • きゅんきゅん。回りがイライラするくらい、ど天然で空気読めない和が好き。がんばれ冴島

  • 甘い!
    ただ、二人の思い込みとすれ違いが見事でした。幸せな勘違いと苦い勘違いがきゅんときました。
    周りの方がよく見えてますね。

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著者プロフィール

(みなせゆづき)・リーフ出版「くちづけは授業のあとで」(リーフノベルズ)にてデビュー

「2019年 『結婚したらお隣のα若様が旦那様でした』 で使われていた紹介文から引用しています。」

水瀬結月の作品

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