ブライト・プリズン 学園の禁じられた蜜事 (講談社X文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 234
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062868150

作品紹介・あらすじ

龍神の寵を受けて神子になった薔は、その事実を隠して陰神子として生きる道を選ぶ。恋人の常盤と過ごせる儀式の夜を心待ちにするが、謀略により追い詰められて!?

感想・レビュー・書評

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  • はい、シリーズ2作目です。
    それぞれの思惑が渦巻き、
    なかなかドロドロした展開に…。

    途中、かなり苦しく辛い場面もあり、
    怒涛の展開で一気に読んでしまいました。

    相変わらず他人の気持ちを思いやり、秘密を守るために一生懸命な薔がもう可愛くて仕方ない^^
    苦しかったり辛かったりと思い悩む薔を見ながら、もはや母親目線で、頑張れ…頑張れ!と祈りながら読んでました(≧∀≦)

  • 学園物と隠れた恋愛事情.その裏にいろいろ暗躍する影がちらついてとても気になる.

  • シリーズ2作目。 読めば読むほど謎が深まるばかりなんだけどそこが面白くてまたまた一気読み。今作は薔の覚悟が試される1冊だったかなーと。 薔にとっては辛い事ばかりだったろうけどそれと同じくらいに常盤も辛かっただろうな。 そして、何かを企んでるであろう椿姫が気になるし怖い存在でもある。 常盤と薔の二人にはまだまだ試練が待ち受けてるんだろうな〜と思わせる2作目でした。

  • 常盤と薔が気持ちを通じ合った当初は、え、え、兄弟で…!?と若干モヤモヤしたものですが、そこはちゃんと血のつながりがないということがわかってほっと一息。まあ、精神的には超ブラコンなのは変わりないけれど、やはりそこまでのタブーはなくてよかった。
    薔は少年らしい未熟さでぐるぐる悩んだり間違ったりするんだけど、それも可愛らしく見えてしまうから不思議!イラストも素敵なので、常盤と薔の絡みは見ていて本当にドキドキしてしまう…。
    ストーリーも良く練られていて、次々と来る困難に先が読めない。いい小説を読ませてもらってるなぁって感じ。

  • 今回も面白かった!
    常盤と薔のイチャイチャは少ない感じがしたけれど、常盤の薔を守るための決意の固さを薔が知ることで、少しずづ薔が成長していっている感じがいい。
    このお話の世界は、特殊に閉ざされた世界だと思うのですが、(読者の私からみたら不遇な環境だなとか思ってしまう)ここから二人がどんな結末を迎えるのか楽しみです。

  • 少しずつ色々な思惑が動いているがまだ序章的な感じが・・・ 常磐と薔のあまあま最高だね!

  • このファンタジー設定も萌えるけど、なによりこの兄弟設定がイイ!(^∇^)普段ストイックな兄・常磐様のデレと執着具合がたまらん=3=3
    今のところ椿姫が一番気になるっ早く続きをば!

  • 正直、ハマっております。好みの“萌え”シチュエーション、アイテムがぎゅぎゅぎゅっとつまっている作品です。
    シリーズ2作目となる今回は登場人物も増えて、複雑怪奇なストーリーに、より厚みが増してきました。

    何と言ってもビジュアル的にやられてしまったんですよね。絵師の彩センセの表現力がまた素晴らしく、魅せられます。
    ストーリーも、ちょっと厨二ちっくな非現実的で仰々しい壮大な世界観が隙なくしっかり構築されていて、思わず浸りきってしまいます。

    特権階級とか、学園内のヒエラルキーとか、少年たちが渇望し手に入れようとしているものの正体が醜悪であるということが次第に明白になってきたところ。
    その渦中に巻き込まれた薔が、危機をどう切り抜けていくのかというのが見どころです。
    ハラハラしました…!心臓に悪い展開でした。
    椿姫の真意が見えなくて、どう受け止めればいいのか謎なところも怖いけどまたときめく?というか。
    椿姫の色香がたまりません。
    椿姫のこれまでを想像すると、もう切なすぎてエロすぎてジタバタしてしまいます…
    剣蘭に椿姫のことをもっと大切にしろと叱責する常盤も、目の前のラブしか見えていない様子で、腹が立つというよりは呆れるほど薔にメロメロでもう好きにしてくださいというかんじですね~

    常盤はどうやら薔しか見えてない!ようですね。
    そこ1点だけ、長たるものとしてらしくなくて完璧じゃないのがかえってキュンとさせられます。愛する者をとことん守り抜こうという迫力はすごくステキ。
    薔もはねっかえりで素直じゃないところがカワイイですね。ただ従順についていくタイプじゃないのがいいです。
    まだまだ謎が小出し状態で話は動き出したところ、という状況ですね。
    番外ショート「微睡」は、甘く切ない降龍の儀の翌朝の話。絡みもしっかり。将来に思いを馳せる薔の気持ちにきゅんときます。
    続きが楽しみです。

  • あー、読んでいてドキドキした。読む前も、ぱら見したら不穏なイラストだったから心配だったわー。てっきり楓雅さまってナイスガイだけど当て馬かませ犬的キャラだと思っていたらまぁ!今後も話の展開に大きく絡んできそうじゃない?一体何があるんでしょ?剣蘭といい実は1巻の儀式の水面下でいろいろ動いていたのねー。もうみんな要領良く腹芸で修羅場潜ってるんだから薔もイイ子ちゃんぶってないでしたたかになりなさいよ。ところで、世の権力者・富豪の中には女だって居るはずなのに、神子にお願いできるのはやっぱ男性だけなの?

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著者プロフィール

『不夜城のシンデレラ』がホワイトハート初作品。
現代ものからファンタジーまで幅広いジャンルを書き分ける。
竹書房、プランタン出版などで活躍。

「2013年 『料理男子の愛情レシピ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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