事故物件幽怪班 森羅殿へようこそ (講談社X文庫)

  • 講談社
2.83
  • (0)
  • (1)
  • (3)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 24
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062869317

作品紹介・あらすじ

各務コーポレーション不動産部には、泣く子も黙る地獄の閻魔王の住まいの名を冠した「森羅殿」という部署がある。それはここで働くメンバーが、一般社員とは異なる特殊な業務に就いているから。その業務とはつまり、自社管理物件がらみの「この世ならざるもの」の苦情処理。配属されたばかりの新人・槇良実と、単なる出入りの花屋の店員でありながら、誰よりも退魔能力の高い漣蓮之介は、問題の物件に乗り込むが……。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 不動産屋の事故扱い部署に出入りしている花屋は
    今日も今日とて仕事に連れ出される。

    幽霊がかかわってくる話ですが、怖い事はなく
    人間って…と再認識させてくれます。
    最初の話は完全に洗脳(?)されていますが
    幽霊、誰でもいいのでは? と思う話でした。
    いっそ、特定してついていけばいいのでは??

    二話目は、こうしてストーカーになっていくのか、と
    思える状態でした。
    本能と理性は違うもの。
    という前に、結局自覚があったのかどうか、が
    かなり気になります。

    三話目は、ある意味悲しい現実ですが
    これを利用しようとした最初の幽霊がすごい。
    ある意味、お探しの物件はこれですか? 状態ですし
    どこで見つけたんだか。

    全体的に、そういう人がいて、そういう話があって、で
    進んでいくので知り合った時や、最初の事件や
    どうして分かるのが分かったのか、がないです。
    そのあたりも知りたいものです。

  • 各務(かがみ)コーポレーション不動産部には、泣く子も黙る地獄の閻羅王(えんらおう)の住まいの名を冠した通称「森羅殿(しんらでん)」という部署がある。それはここのメンバーが、一般社員と異なる特殊な業務に就いているから。その業務とは自社管理物件がらみの"この世ならざるもの"の苦情処理。配属されたばかりの新人・槇 良実(まきよしのり)と、単なる出入りの花屋の店員でありながら、誰より退魔能力の高い漣 蓮之介(さざなみはすのすけ)は、問題の物件に乗り込むが……。

全2件中 1 - 2件を表示

伏見咲希の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×