公爵夫妻の不器用な愛情 (講談社X文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062869447

作品紹介・あらすじ

女嫌いのひきこもり公爵・リュシアンと契約結婚したノエルは、宮廷画家になるために男のふりを続ける少女。ちなみにリュシアンとは「安眠用の抱き枕」程度の扱いをされるだけの、徹底した仮面夫婦だ。夫公認で「公爵夫人ノエリア」と「その弟の画家ノエル」という一人二役生活を送っていた彼女の元に、ある日、行方不明だった父親の情報が舞い込んできて……。急転直下のシリーズ第二弾!

感想・レビュー・書評

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  • ノエルが勢いがありすぎて考えなしに行動するので、お馬鹿にしか見えない。
    でも、その勢いが良い方向へ進むので明るい印象だけが残ります。

  • 面白かったです。

    ストーリーとしては、父を捜すために女の子が男装して宮廷画家を目指すというもの。
    その過程で必要あって、女嫌いの公爵と「偽装結婚」する中に、いつしか恋に落ちて、、、という、まあ割とありがちといえばありがちなお話です。

    実は実店舗で購入し、その後で読者評価を見たら、かなり悪かったので、心配になりました。
    そのせいか、なかなか手に取らず積ん読状態でしたが、内容的には私の好みなので、思い切って読み始めました。
    面白い!
    これは感想というよりは、私の主観的な意見かもしれませんがー。
    小説を選ぶのって、ホントに難しいと思います。
    読者評価【購入者レビュー】というのは当てになるようで、実は当てにならない。
    やはり、人それぞれで好みが分かれるからです。
    今までもレビューが良くなかった小説を思い切って読んでみたら、意外に面白いどころか、感動したことは結構ありました。
    逆に、絶賛されている小説を評判にひかれて読んでみたら、失礼だけどイマイチだったなんてことも。
    自分もいちおうですが小説を書いている身としては、途中で読者数が減ったりしたら、がっかりするし哀しい。
    でも、自分が読者の立場になってみた時、やっぱり、どうしても最後まで読めないときもあるので、仕方ないかなぁと、、、
    購入した本はお金も勿体ないので、できるだけ読むように努力しますが、それでもリタイアしてしまうことがあります。ましてや無料の小説なら、そりゃ読者はあっさりとリタイアするだろうなと今更なことを考えてしまいました。
    コチラは面白かったので、また書店で前編に当たる本を購入したところです。
    更に、この後の完結編となる続編も出ているみたいなので、前編も面白ければ後編も読みたいなと考えています。

  • ノエルの生い立ちや両親について分かった所で、そうじゃないかと思ってた部分もあり、でもあっさり行き過ぎではと思う所もあり。
    それぞれの不器用な想いだったり、愛情だったり、若干の歪みを感じなくもないけど(苦笑)
    宮廷画家見習いになって王宮への出入りや人付き合いが出来るようになったとしても、こうもいろんな場面に顔を出せる展開はなんだかなと思ってしまう。
    簡単過ぎやしないか?…深く考え過ぎか。

    ノエルとノエルの関係者、リュシアンの側近達が活躍するのは良いとして、リュシアンの存在が薄い、可哀想なくらい薄い…。
    ノエルが前に出過ぎなんだろうな。

    次巻で完結らしいけど、リュシアンをもっと活躍させて欲しい!
    引きこもり(やや改善?)にしたって、邸宅でのやりとりとか…うーん、欲張りかね…。

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著者プロフィール

2011年下半期「ホワイトハート」新人賞受賞。

「2017年 『公爵夫妻の幸福な結末』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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