おどろきの東京縄文人 (世の中への扉)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 46
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062870023

作品紹介・あらすじ

もくじより――
まえがき マンションの工事現場で
第一章 人骨発見
 もしかして殺人事件?
 縄文人の骨かもしれない
 専門家たちの意見を聞いてみた
 年代測定の結果は
 東京縄文人のナゾを解明せよ!
 マスコミに発表
第二章 ドクロだらけの部屋で
 縄文人の顔は彫りが深い
 一〇人の東京縄文人たちのプロフィールは
 12号人骨とイルカの骨の腰飾り
第三章 東京縄文人のナゾにせまる
 東京縄文人のことがここまでわかった
  どういう家に暮らしていたのか
  埋葬方法は
  使っていた土器は
  東京縄文人はどこからやってきたのか
  なぜ人骨が溶けずに残ったのか
  なにを食べていたのか
12号人骨の持ち主はムラのリーダーだった
第四章 追跡! 12号人骨復顔プロジェクト
 立体ジグソーパズル
 なぜ頭がい骨を骨折したのか?
復顔アーティストの登場
「あっ、こういう顔だったんだ」
 復顔アーティストになるには
「縄文人」を型どり、成形し、塗装する
 ついに完成!
第五章 縄文時代の東京にタイムスリップ
 東京縄文人の衣食住
 海ぞいのムラとの交流
 竹べらとペン
 縄文時代はゆたかだった
あとがき 発掘現場はいま

感想・レビュー・書評

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  • [墨田区図書館]

    6年生の社会で縄文時代(&弥生時代)をやっていたので、何か縄文時代に関する絵本をと探していてヒットした本。

  • これを読んで考古学とか骨格を研究する人とかに興味を持つ子どもがでてくるんだろうなあ。
    そういう職業紹介的要素がたくさん、そういうことを意図した本か。

  • 平成22年10月に東京のど真ん中新宿で縄文人の人骨10体が発掘されました。全国的にも縄文人骨の発掘事例は乏しいので、大発見!です。調べると、縄文人の食生活は豊かで、集落は800年も続いた安定的な社会であることがわかりました。復元された縄文人の顔は凛々しいですね。筆者が元NHKの社会部記者であることや中高生を対象に書かれたことで、携わった方々のヒストリーに触れるなど目線が新しくわかりやすい記述でした。

  • 東京都新宿区でマンション建設の工場現場から、大量の人骨が出てきた。事件性の可能性もあり、はじめは警察が来た。しかし、骨は古い。近くで発掘されてもいる江戸時代のものかとも思われたが、調べてみると、それらは縄文時代のものだった!

    人骨を調べる、いろいろな専門家達。縄文人が何を食べ、どんな生活をしていたかがわかる。そしてどんな顔だったかも復元してゆく。

    太古の歴史ロマンに迫る!

  • 一つの骨を巡って、色々な人が関わっているのだと感心した。最初の骨鑑定士みたいな人がチャーミングで面白かった

  • 新宿の発掘現場で発見された人骨が縄文時代のものだったということも驚き。人類学者や復元作業を行う人、複顔を担当するアーティストなどたくさんの人の仕事が垣間見られることも面白い。
    放射性炭素年代測定法が個人的にはかっこいいと思う!

  • あまりにも面白くて、本が付箋だらけになりました!世の中、知る人ぞ知る、いろんなプロがいることにも感心しきりです。東京に住んでるなら、ぜひとも読んでほしい本。

  • 2013年、酸性で骨が溶けやすい関東ローム層から、縄文時代の人骨が出てきた。
    その謎解きと、復顔の過程が興味深い。

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プロフィール

瀧井宏臣
たきいひろおみ
記録作家。1958年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。
著書に『ダントツ技術』(祥伝社)など。児童向けには、『東京スカイツリーの秘密』『おどろきの東京縄文人』(ともに講談社)などの著書がある。『東京スカイツリーの秘密』は、2015年度より小学校5年生国語の教科書(学校図書)に紹介されている。

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