東京大空襲を忘れない (世の中への扉)

著者 :
  • 講談社
4.25
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本棚登録 : 18
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062870108

作品紹介・あらすじ

「東京スカイツリー」「東京縄文人」につづく、著者の東京シリーズ第3弾は、東京大空襲にまつわるドキュメンタリー作品です。
東京大空襲では、約280機のB29が32万発とも言われる焼夷弾を落として東京を焼き尽くし、およそ10万人もの市民を無差別殺戮しました。広島、長崎への原爆投下による死亡者数が12万人、7万人ですから、ほぼ同等の被害ということもできます。
5人の空襲体験者の証言は、胸に深く訴えます。なんといってもこの証言を、小中学生の読者には読んでほしいです。
焼夷弾の兵器としての残忍さ、当時の小中学生の学校や家での暮らし、疎開先の様子にまで話を広げます。
おじいちゃんおばあちゃんですら戦争を知らない世代となった今日、この本の存在意義は小さくないといえそうです。

感想・レビュー・書評

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  • 広島や長崎の原爆の話は、聞いたことがある人も多いと思う。けれども、東京大空襲についての話を聞くことは少ないように思う。

    今回、この本を読んで、自分が今生活している東京で、原爆が落ちた広島のような出来事があったなんて、信じられなかった。このような話は、少なくとも東京に住んでいる子どもには、全員知っておいてほしいと感じた。

  • 【戦争の話】小学高学年からおすすめ、写真を交えながら、戦争のむごさ、悲惨さを伝えています

  •  「住民標的型爆撃」軍需工場などをねらったとか、軍事施設も市街地もかまわずに爆撃したというのではなく、民間人を標的とし市街地にねらいを定めて爆撃。
     東京大空襲は、関東大震災の被害とか地形や風向きなんかを計算しつくして行われたのだという。・・・怖い、怖すぎる。

  • もう時間がないのですね。
    あの戦争の生存者も、今ではもう生存者ではなくなってしまっている。
    語り継ぐ作業、記録として残していく作業はまさに今が正念場なのでしょう。
    生存者が口をそろえて言うことは「戦争はだめです」ということ。
    いろんな意見があったとしても、体験し、生き残った人たちの、素直な気持ちはその一言なのでしょう。


    ところどころに当時の写真を入れて、生存者の証言を元にお話が構成されています。
    小学校高学年なら十分に読みこなせるだと思います。

  • 明治座の扉を開けると、マネキンがぎっしりつまっていた。それは、熱風で髪も衣服もなくなってしまった、人間だった。そんな光景を幼いころに見たら、一体どういう感情が沸き起こるのだろう。戦争の悲惨さを体験した人が沢山いるのに、それでもなくならない戦争。

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