ニッポンの大学 (講談社現代新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062879200

作品紹介・あらすじ

激変する大学の流れが一目瞭然。

感想・レビュー・書評

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  • 108円購入2017-11-15

  • 2007年刊行。多様かつ興味を誘う切り口で、大学を序列化。予想通りの順序となった場合もあるし、意外な結論になったものもある。本書刊行から約10年経過したのであるから、現代のそれを見て比較し、変遷を追ってみたいところ。

  • 現在高1だが、大学進学を考えているため、非常に役に立った。
    有名な大学ばかりピックアップする本だと思っていたので、地方の小規模校もしっかりとランキングされ、本文でも言及されたりしていたので、公平さを感じた。
    作者はずっと大学を見て回っているのだろうか?だとしたらすごい。2007年刊行のため、データは古い点が気になった。

  • 朝の礼拝で紹介された本です。

    【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 大学を細部まで?覗ける一冊。
    なるほどね~と思えた。
    大学の格付けは難しいが、目に見えない形で、それは確かに存在すると思う。

  • 大学をいろんな数値で順番付けをしています。それが、偏差値の大学競争を生むものではなく、この著者が取り上げる順番は何の意味もないように思わせながらも、実は長期的に見ると意味が出てくるのではと、ある意味では長期トレンドの怖さを感じました。大手前はほとんど登場しませんが、このような中に登場することを喜ぶ大学もあるとは思う一方で、この著者にはそれに対する冷ややかな冷笑、虚しさを感じさせるような、実は真面目な、深い意味のある教育への批判!?を感じさせるものでした。それにしてもこれだけの順位付けを行う膨大な作業にも脱帽でした。教員のマスコミ登場、ファッション誌登場、ミスコン入賞者、警察官・消防官就職ランキング、超進学校を持つ大学。例えば「久留米大付属高校"付属"久留米大学」という冗談はあちこちにある現象ですね。また「アジアウィーク」ランキング掲載を東大が拒否し、東北大がNo1になって喜んだというのは、何とも強烈な皮肉。

  • いろいろな側面から大学を評価。

  • 大学の様々なランク付けと、その意味について データだけで判断できるのか??大学を選ぶのに偏差値だけで良いのか。退学率、満足度、就職率ウソなど、様々な角度から大学選択の方法を示す。

  • 2007年時のデータでのランキングにはなっているが、どのような見方が大学に対してできるかというのがわかる一冊。

    そして、ランキングの信憑性、正確性にもきづく。データはいくらでもいじることができる。そのことを忘れずに読み取ることが必要だというのも教えてくれる。

  • 大学に関する多様なデータが提示されてはいるが、タッチが軽く、コメントがあまりに適当(そのわりに断定的)に感じられた。
    そもそも学術的な本ではないので仕方なく、私が求めていたものではなかったというだけなのだけど。
    内田樹氏の後書きにはいいことが書いてあった。

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著者プロフィール

1960年神奈川県生まれ。教育、社会問題を総合誌などに執筆。『神童は大人になってどうなったのか』(太田出版)、『東大合格高校盛衰史』(光文社新書)、『ニッポンの大学』(講談社現代新書)、『早慶MARCH 大学ブランド大激変』(朝日新書)、『高校紛争 1969-1970』(中公新書)、『反安保法制・反原発運動で出現── シニア左翼とは何か』(朝日新書)など著書多数。

「2023年 『特色・進路・強みから見つけよう! 大学マップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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