中学入試国語のルール (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 98
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062879354

感想・レビュー・書評

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  • 秘伝中学入試国語読解法(新潮選書)が良かったのか、読売新聞に連載していた「石原千秋先生の国語教室」を新書の1冊にまとめたもの。

    冒頭に中学受験についてや私立中高・都立高についてなどの解説もあるが、メインは小説編8、評論編8の典型的な入試問題と解答、その背景にある考え方を紹介している。

    秘伝中学入試国語読解法に比べて、新聞連載をまとめたためか、分量がほぼ一緒の解説であるのでそれがよいところであり、やや解説が不十分に感じるときもあった。

    できれば、秘伝中学入試国語読解法を読み、石原氏独自の入試国語へのスタンス、国語教育=道徳教育などの考えを学んでから読んだ方が相乗効果が高いと思った。

  • 読解問題として伊坂幸太郎氏の作品から出題されていたのですが、ある登場人物の気持ちがどうしても理解できずモヤモヤします・・・
    「なんでお前だけもらえるんだよ!?」というより、そこは普通「なんでお前もらっちまうんだよ!?」とかじゃないんでしょうか・・・私がおかしいのかな?

  • 実際の中学入試の問題を挙げて、「答え」にはこんなルールがあるんだよということを挙げてくれています。

    普通の新書として読むより、中学受験に関わる人にはいいテキストにもなるかもしれない。

    解説が分かりやすい。

  • 2012/04/08

  • 中堅レベルの中学校の入試問題とその解説で構成されており、前半が小説編、後半が評論編とに分けられている。筆者の主張である「国語は道徳」ということが、中学入試問題からもありありと伝わってきた。
    私に一般常識や道徳観がないのか、はたまた想像力が欠如しているのか、小説編ではかなり間違ってしまった。しかし、その間違った設問の解説が「当然これ」というようになっていることもままあったため、消化不良感は否めない。

  • 国語は「道徳」という指摘は確かにその通りだなぁ、と思いますね。自分も知らず知らずのうちに、出題者が期待する考え方に沿って答え考えていましたね。国語が得意な子は「常識ってこういうもんでしょ?」というシニカルな見方を持っている子、っていうのも確かにその通り(笑)。でも大学に入ってから、社会に入ってからはそれら常識を裏切ってこそ、価値がある、ということも教えておくべきではないでしょうか?

  • 早く読みたい

  • 言語論的転回、好きですね。

  •  日本における国語教育は、道徳教育であるとの立場から、中学入試国語のルールについて、実際の中学入試問題を用い、説明したもの。
     虎の巻的なものであるが、国語教育への警鐘を鳴らしている箇所も多く見られる。

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プロフィール

1955年生まれ。早稲田大学教育・総合科学学術院教授(日本近代文学)。『読者はどこにいるのか』『受験国語が君を救う!』『教養としての大学受験国語』『『こころ』で読みなおす漱石文学』など。

「2017年 『夏目漱石『坊っちゃん』をどう読むか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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