本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784062879361
作品紹介・あらすじ
人間はひとり一人に世界の中心がある存在だ。「別に私でなくてもいい。誰でもいい。自分のようなものはどこにでもいる」交換可能性は現代人の多くが抱える悩みです。自己信頼と社会共感を取り戻す智慧とは。(講談社現代新書)
人間はひとり一人に世界の中心がある存在だ「別に私でなくてもいい。誰でもいい。自分のようなものはどこにでもいる」交換可能性は現代人の多くが抱える悩みです。自己信頼と社会共感を取り戻す智慧とは―
みんなの感想まとめ
個人の存在意義や社会の中での役割に焦点を当てた本書は、現代社会が抱える「使い捨て」の風潮に対する深い洞察を提供します。著者は、自身の半生を通じて「かけがえのない存在」としての個人の重要性を力強く訴え、...
感想・レビュー・書評
-
「使い捨て」を助長する社会と、「使い捨て」を容認する人々。社会的不正に怒りを発しない人々に対する強烈な危機感。格差社会に対し、著者が提示するアンチテーゼが、「かけがえのない存在」としての個人の確立です。本書の半ばを占める著者の半生の紹介も、かなりのインパクトがあります。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いろんな意味でとてもバランスが良い。ロジカルな部分とエモーショナルな部分の両方がミックスされていて、とても迫力があって面白い本だと思った。誰が読んでも、どこかで必ず”面白い”と感じるんじゃないだろうか?
-
生き迷っている私に何らかのヒントが得られるかとすがるような思いで読んでみた。……のだが、以前読んだ『生きる意味』でもそこはかとなく思っていた思いをより深く感じた。どんな思いかというと、そのとおりなんだけど美しい話すぎてとても現実社会を生き抜いていく参考にならないってこと。
でもこんなこと思ってしまう自分が、この本でいうところの自分にとって自分がかけがえのない存在になれていなかったり、愛するより愛されたい人間だということなのかも。
上田氏の生い立ちの話がなかなかびっくりだった。ちょっと普通じゃないからこういう人になるんじゃないの、なんて前の段落の人間らしいひがんだことを感じてしまう。 -
蜈ア諢溘r隕壹∴繧狗ョ?園螟壹??≠繧翫∪縺励◆縲
莉悶?闡玲嶌繧りェュ繧薙〒縺ソ繧医≧縺ィ諤昴>縺セ縺吶? -
思索
-
他人の評価のために生きるのではなく、
自分を見つめ、自分への信頼を取り戻す。(自己信頼)
交換可能ではない、かけがえのない自分になるためには、意識するだけでなく行動も伴わなくては足りない。
智慧と慈悲を以て、社会とかかわり、
社会への信頼を築くこと。
未来への希望が大切だが
それは誰かに叶えてもらう受動的なものではなく、
まずは自分から行動することが大事。
行動を重ねることで自信がついてゆく。
愛されるより愛する人になる。
(受動→能動) -
今日の日本社会では個人が可換なものとして扱われる場面が増えており,当の個人もまたそれを諦観と共に是認していることが,日本人の精神を疲弊させ,また様々の社会問題をも招いていると指摘する.そのような,個人の可換性を説く人間観が台頭してきた背景として,専ら学業成績や資本,社会的地位など,社会一般で価値の共有されている指標が,個人を評価する上で非常に大きなウェイトを占めているために,それらの指標に反映され(え)ない個人の特性に目を向けることが無くなってきていることを強調する.その上で仏教思想に範を取り,また著者の体験も踏まえながら,個人の固有性を自ら認識し,それを活かすような方向で行動していくことが必要であると説く.
可換な個人,という人間観に抗する主張そのものには同意できるところもあるのだが,本書の骨格とも言える,非可換な個人の確立という部分については,いささか実践的な内容を欠いていて,私にとっては「なるほど」と言える部分が乏しかった.著者自身の体験に関する部分も,著者自身の意志や行動よりは,特異な生い立ちに依るところが大きいように見受けられ,また他の場所にある「愛されるより愛せ」という言明ともどうにも符合するところが少なく,全体として著者の考える「かけがえのない人間」像というのが,私には今ひとつはっきりと分からない.尤も,著者自身が本書を義憤から書いた,と綴っているところから察すると,そうなってしまうのはやむを得ないことなのかも知れない. -
かけがえのない自分かぁ・・・。
-
「癒し」の上田氏が自身の半生を振り返りながら、「かけがえのない人間」についての自信の信念を述べている。ネガティブな面を肯定的にとらえ、愛されることを望む「お客さん」から愛する人になることの大切さを訴える部分には心に響くものがある。かけがえのない人間であるという意識と行動の関係などは身につまされる。意識を変えるためにまず行動に移すことに気を付けていきたい。
-
最初は著者のダライ・ラマとの対談から始まり、なんだか少し読みにくい印象がある。
そのあとは日本の社会に対する考察、透明化している「使い捨て」の存在であるということと、自己中心的になってきているというよくある話です。
しかし、著者の幼少期のエピソードからこの本はぐんと面白さをもってきます。
最後の章で、この本の副題の意味(愛されるよりも愛する人になる)の意味がわかると思います。
最後まで読むと今まで書いてあったことがつながり、また最初から読んでみたいと思わせる大変良い構成になっていると思いました。 -
-
同じ著者の他の書籍も読んだけれど、こちらには著者の半生もかいつまんで書かれており、それが非常によかった。
作家と読者の関係性である以上、越えられないハードルが少し緩和されたような気がした。 -
新書だけど、どちらかと言うとエッセイを読むような感覚で気軽に読めた。ダライ・ラマとの対話の中で、ダライ・ラマが放つメッセージが含蓄があってやはり素晴らしいなあ、と感銘をうけた。
-
働けど働けど、暮らしは楽にならない。
ワーキングプアと呼ばれる人達が増加しているといわれる現代、人々の心は疲弊し、自身の存在意義をも見失っているのではないか。
著者は、インド放浪、ダライ・ラマとの対談、自身の生い立ちに秘められた様々な出来事などを通して、人間のかけがえのなさ、愛と思いやりの大切さを説いていく。
人として大切にすべきことを再認識させてくれる本。 -
ちょいとむずい本。良く分かんなかった。
-
[ 内容 ]
愛されるより愛する人になる。
私たちは社会の交換可能な消耗品、「使い捨て」ではないのです。
自分のかけがえのなさを取り戻し、社会の信頼を取り戻す。
愛されるよりも愛する人になる。
すべてはそこから始まります。
[ 目次 ]
プロローグ 交換可能でない「私」
第1章 ダライ・ラマの愛と思いやり
第2章 私たちは使い捨てじゃない
第3章 評価が、生きることの最終目標か
第4章 ネガティブなことに大きな価値がある
第5章 愛されるより愛する人になる
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
私たちは交換可能な人間ではなく、かけがえのない人間なんだ。
愛されることよりも、愛することからはじめる -
前の「生きる意味」につづいてヒット。
社会のなかでどうしたらよいか教えてもらった。
励まされるという人が多いのもよくわかる。
未来の希望に向かって行動
著者プロフィール
上田紀行の作品
本棚登録 :
感想 :
