デジカメに1000万画素はいらない (講談社現代新書)

  • 講談社
3.29
  • (7)
  • (32)
  • (38)
  • (11)
  • (4)
本棚登録 : 286
感想 : 35
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062879637

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 過激なタイトルの本ですが、デジカメやデジタル一眼の撮影ポイントも写真付きで掲載されていて、とても参考になります。

    デジカメはフイルムカメラと違い、ランニングコストがかからないので、失敗を恐れず、「いつでもどこでもガバガバサクサク写真をいっぱい撮る」という著者のガバサク理論に共感しました。
    ピント位置や構図、設定を変えながら、ガバサクで写真を撮っておくことは、短期間で写真撮影技量が向上する上に、思いがけない決定的瞬間の撮影機会を増やすことになります。

    また、オートブラケット機能を利用して、露出を自動で変えながら連写するという点も、早速使ってみることにしました。

    ▼著者のホームページも参考になります。
    http://takuki.com/gabasaku/

  • 所帯持ってから旅行やら家族撮影やらとデジカメで撮る機会が増え、3万くらいのコンパクトデジカメを使っているのですが、いかんせんトーシロなので思い出になりそうな場所にいっても、ピンボケといった「とても思い出にならない写真」になってがっくしとなるケースに雨アラレ。そんなんで、少しは写真をうまく撮りたいというニーズを抱えていた私にとってはジャストミートな一冊でした。一番素晴らしいのは撮影のポイント説明の後に必ずカラーでその説明を補足した写真があること。専門用語で多少混乱しても、写真一目で言葉まで一緒に把握出来た気になれます。撮影する被写体や場所とケースケースでも説明も初心者に分かりやすい内容であり、この本のお陰でやっと色々付いていた機能のイメージが出来るようになれました。早速色々実践してみようと思います。

  • 3カ月ほど前にあったライブハウスでのことなのですが、
    その時の写真を見せてもらったんですね。データでですけど。

    そしたらめちゃくちゃ綺麗なのね。
    で、自分の撮った写真が本当に汚くて恥ずかしいのね。

    そこからちょっと目覚めて、と言うか同じ場所で
    こんなに綺麗に撮っている人がいる、ってことに感動して、
    ちょっと勉強する気になったんです。

    最初にどんなカメラがいいかだけ先に。

    ・手ブレ補正必須
    ・明るいレンズ(F2.8~とかの数字がなるべく小さいの
    ・自動で露出を変えて連写出来る機能(オートブラケットっていうらしい。
    ・画素数が「少ない」もの

    画素数多くても、それを表現する地盤がないんですよ。
    いくらデータとして持っていたって、
    表示するディスプレーも用紙サイズも使わないんです。
    だから500万もあれば十分なんです。
    あとはCCDってのが小さいのに画素数だけ多いから
    弊害が発生するそうです。

    で撮るときの注意は基本的にフラッシュは極力使わない。
    マニュアルで撮る、ってことを心がけるようになりました。
    あとは手ぶれ対策。我が子を取る時もフラッシュ使えないので、
    どうしても手ぶれが起きまくる。手ぶれ補正がないのでね・・・
    何かに置いてとったり、なるべくぶれない様に気をつけるようになりました。
    あとはとにかくたくさん撮る。どんどん失敗しても撮る。
    そして画像編集ソフトでガンマ補正をして、暗さをカバー。

    たまたまうちにはデジカメが2台あって、
    性能はほぼ同じなんですが、片方はちょっとでかくてダサい分、
    マニュアルで設定できる項目が多いので、そっちを使うことにしました。
    てなことで、先日の結婚式でも実践しました。

    そしてさっそくチェックしてみたのですが、少しましになった気がします。
    あと環境によっての違いが少しわかりました。
    撮った写真の半分ぐらいはボツになりましたけどね。
    (ボケたり、暗すぎたりで)

    いやぁ、ライブハウスで盛り上がってる様子を撮るのはめちゃむじぃ。

著者プロフィール

本名:鐸木能光 作曲家、小説家、狛犬研究家(狛犬ネット主宰)、『マリアの父親』で第四回小説すばる新人賞を受賞。『黒い林檎』『鬼族』(河出書房新社)、『3.11後を生きるきみたちへ 福島からのメッセージ』(岩波ジュニア新書、2012)『裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす』(講談社、2011)『日本のルールは間違いだらけ』(講談社現代新書、2009)他、著作多数。自主レーベル「タヌパック」より音楽CDも8曲発表。20代半ばで狛犬に興味を持ち、以降、四半世紀以上、全国の狛犬を渉猟し続けている。

「2013年 『狛犬かがみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

たくきよしみつの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×