- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062879699
作品紹介・あらすじ
社会の惨状に悩むあらゆる人々に贈る歴史の転換点を乗り切るテキスト。民主主義を使いこなすための10のルール。
感想・レビュー・書評
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そもそも政治ってよく分からないという人への入門書の役割を果たす本です。またTPPや雇用問題など、ふと見渡せばなんだか大変そうで、よく分からない問題がたくさんあって、どう考えたらいいかということにもヒントが見つかると思います。
記憶に新しい小泉内閣の構造改革のことへの指摘が分かりやすく、何が問題とされていて、何が隠された問題だったのか、理解の助けになるのではないでしょうか。
ルール10「当たり前のことを疑え」が非常に共感しました。
東日本大震災のあと、特に原発問題に関してはさまざまな情報が行き交い、危険だという声、いや今すぐには危険でないという声、ほんとうのところはどうなのか。TPPに関しても然りですが、TVが言っていたという「当たり前」、政府の見解という「当たり前」を一度疑うことから、政治を考えるヒントが見つかると思います。
民主主義を使いこなすには?誰かすごい人が使いこなすことはありえません。それはすでに民主主義ではないのですから。使いこなすのは私たち一人ひとりです。何か大変そうだけど、どう考えたらいいんだろう、と考えるお供にこの一冊はお勧めです。 -
ふむ
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政治学は今までしっかり勉強できてなかったので、今後のために読んでみた。初心者でもわかるように分かりやすく書いてあった。現実主義と理想主義の考え方や、政治家の習性や考えも知ることができてよかった。
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そこまでの内容では、ない。
政治の基本を身につけるときにいわゆる「右」「左」のどちらから解説されるかで、その後の政治の見方が変わることはあるのか。
あるのだとすれば、教育ってめちゃくちゃ難しいな。 -
社会
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【由来】
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【期待したもの】
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※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。
【要約】
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【ノート】
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【目次】
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レビュー省略
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政治に参加する意欲が湧きます。
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20161110
政治の世界には常に対立や競争が存在する。その対立軸を見定めることで、現状が見えるようになるだろうと思った。 -
S310.4-ゲン-1969 300026499
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若者のための政治マニュアル
(講談社現代新書)2008/11/19
著:山口 二郎
著者は、東京大学法学部卒、同学部助手を経て、北海道大学教授。論壇の第一線で政治評論を多く執筆している。
生きづらい社会を変える最強の武器は、民主主義である。日本では、一応市民的自由が保障され、一人に一票が平等に与えられている。この権利を使えば、世の中を変えることができるはずである。
しかし、普通の市民、特に若者にとって、学校で習った政治の知識と、市民としての実践の間にはとても大きな落差がある。
そんな落差を埋めるため、特に社会の荒廃で様々な被害を受けている若人々に対して、政治のスキルを提示することを目指して本書は執筆されている。
本書の厚生は以下の10のルールからなる。
①生命を粗末にするな
②自分が一番
③人は同じようなことで苦しんでいるものだ、だから助け合える
④無責任でいいじゃないか
⑤頭のよい政治家を信用するな
⑥あやふやな言葉を使うな、あやふやな言葉を使うやつを信用するな
⑦権利を使わない人は政治家からも無視される
⑧本当の敵を見つけよう、仲間内のいがみ合いをすれば喜ぶやつが必ずいる
⑨今を受け容れつつ否定する
⑩当たり前のことを疑え
7月の初旬に参議院選挙が行われた。その前に少しでも知識を得よう。興味を持とうと本書を手に取った。本書を読んで改めて思ったことは政治の世界は奥が深い。政治を知ること=世の中を知ることとはよく言ったものでその通りだと思う。
何かつかみどころのない分野。
ふわふわしているけれど、自分たちの暮らしには直結してるとも言える。
しかし、直接的に変えることはできず、何か大きな波の中で漂っているような感じとして受け取ってしまう。
全容はわからないもののもう少し俯瞰出来るところまで知識をつけ、自分なりの考えで政治というものを捉えてみたい。
まだまだ道のりは遠い。 -
あくまで本を読んだ感想なので、著者の主張とはずれるとは思いますが、印象に残った点が2つあります。
1つは、守るべきルール(行使できる権利や良心的な義務)と、守らなくても良いルール(ステレオタイプなど)を見極めることが大切だということ。
2つ目は、メディアリテラシーを身につけ、マスメディアに対してより積極的に声を上げていくことが視聴者として重要であるということ。
筆者は、特に政治家とマスメディア、そして受け手の視聴者としての私たちのあるべき姿を強調しているように感じました。 -
配置場所:摂枚普通図書
請求記号:310.4||Y
資料ID:95090065 -
彼のようなまともな左派論者が少ないから、右派の盛り上がりがあるのではないだろうか。昔は左翼と言えばインテリのイメージがあったが、最近では、左翼は論理の破綻した夢追い人。または、中韓の手先といった風情だ。
憲法9条の重要性、靖国参拝の危険性。こういったテーマは、一方向からの情報で考えるのは危険である。世に存在する対立軸を、きちんと理解する。何故、あいつらは騒ぎ立てるのか。そんなことを考えるために、必要な一冊だと思う。 -
政治を知らな過ぎるなぁと思って手に取った本。
自分たちの利益を主張、示せるのが民主主義。
発信すること、政治参加、裁判の意味や背景を考えることができた。
少し前(2008?)に出されたものであるが、何度か読んで、理解を深めたい本である。 -
10のルールが示してあります。
政治への関わり方を学べました。
なお、著者の主張は、左寄りです。
【10のルール】
1 生命を粗末にするな
2 自分が一番――もっとわがままになろう
3 人は同じようなことで苦しんでいるものだ、だから助け合える
4 無責任でいいじゃないか
5 頭のよい政治家を信用するな
6 あやふやな言葉を使うな、あやふやな言葉を使うやつを信用するな
7 権利を使わない人は政治家からも無視される
8 本当の敵を見つけよう、仲間内のいがみ合いをすれば喜ぶやつが必ずいる
9 今を受け容れつつ否定する
10 当たり前のことを疑え -
著者の主観が色濃く散りばめられている。
歴史的な事実も混ぜながら、現代を読み解いているところは参考になった。
ふーーんナルホドねぇ、、、読んでみようっと!
ふーーんナルホドねぇ、、、読んでみようっと!