線路を楽しむ鉄道学

  • 講談社 (2009年5月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784062879958

みんなの感想まとめ

線路に関する幅広い知識が詰まった本書は、スイッチバックやループ、勾配、カーブ、橋、トンネルなどのトリビアを提供し、鉄道ファンにとっての宝庫となっています。特に、川端康成の『雪国』に関連するトンネルのエ...

感想・レビュー・書評

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  • 地理好きにはたまらんね

  • <目次>
    第1章  線路を観察する
    第2章  いかに山を越えるか、いかに曲がるか
    第3章  車窓から見えるもの
    第4章  「路線」を知る
    第5章  鉄路でたどる鉄道史

    <内容>
    地図の専門家による、日本の鉄道を分析した本。大変真面目に語られている。「鉄オタ」なら(たぶん、乗り鉄や配線鉄、歴史鉄かな?)面白いと思うが、2009年刊なので、もう古い話がチラホラ(札沼線の話や京急蒲田のあたりとか…)。



    逗子市立図書館

  • 社会
    ビジネス

  •  筆者は鉄道マニアだけど列車ではなくむしろ地図の専門家。タイトルのように、車両などの設備ではなく線路を中心に語られた鉄道ものだ。様々な路線がいかにして計画され、どのような困難を経てレールが敷設されたかという観点から掘り下げて行く。

     ありそうでなさそうで、探せばあるんじゃない?とも思いますが、それなりに面白く読めました。ややテーマは散漫になっている感じもしましたが、軽い読み物としては充分でしょう。

  • 線路のことなら何でも、という感じです。お約束のスイッチバックやループはもちろん、勾配、カーブ、橋、トンネルから、路線名、路線の付替え、果ては引込み線までトリビア満載です。
    川端康成の「雪国」のトンネルの話が載っていますが、今まであの列車は汽車だと思ってましたが、実は電車だったのですねぇ。この本で初めて知りました。

  • 線路を愉しむものである。中身を余り覚えていないがおそらく線路ができた経緯とかを語っているのであろう。まかり間違っても私の会社の同期のように、10番クロッシングを見てテンションを上げるようなことではないと思う。

  • ここで紹介されている、路線。乗りに行きたくなってしまいました。

  • 鉄道についての雑学などが、とても、丁寧に書いてあります。
    電車に乗って旅行したくなります。
    車窓からの地形のことなども楽しい。

    個人的に一番気に入ったところは、八高線の横田基地の辺の記載です。

  • 表題は「線路を楽しむ」とつけられているが、内容はほ「地形」についての話である。だから面白くないというわけではない。様々な鉄道関係の著作があるが、(主として)地形に着目しているのは、私が知る限りではほかにないと思う。等高線入りの鉄道地図というのを目にすることはあまりないので、鉄道の路線が描く形に殊更興味を持つことはあまりないのだが、本書によって、むしろ地形を考えながら路線図をみることは非常に面白い作業であることを痛感した次第である。

  • 鉄道好き、というのがよく伝わってくる一冊。
    この手の本にありがちな自己満足に向かのではなく、きちんと初心者にもわかるように話してくれているので興味を失うことはないんじゃないかな。もちろんこの本を読もうという気がある人に限っての話ですけどね。
    鉄道に乗りたくなる、というところで、この本を書いた人の思いは伝わってきたんじゃないかと。

  • 鉄ちゃん向けの本はいろいろ読んだが、こう云う視点からの本は読んだことがなかったなあ~

    私にはツボかも。

    もう少し、地図が多くて、見易いと良かったけど。

  • 線路フェチにとっては、たまらないかも。
    鉄道の歴史や発達を知る書としても有用かも。

  • 青木栄一の著作を読んでしまってからはどれも新しい知識は得難いか。

  • インフラとしての鉄道の期限や歴史について幅広く書いてあって為になった.

  • 2010年

  • 半分まで読んで、前に読んでいたことに気がついた。物忘れが非道い。

  • [ 内容 ]
    路線変更の理由、峠越えの技術、乗り換えの名所、車窓から見る地形。

    [ 目次 ]
    第1章 線路を観察する(線路の幅はどうなっているか 距離標を楽しむ)
    第2章 いかに山を越えるか、いかに曲がるか(全国の急勾配区間 汽車はいかに峠越えしたか カーブを曲がる技術)
    第3章 車窓から見えるもの(車窓からいろいろな地形を楽しもう 長老トンネル物語 鉄橋あれこれ 高い橋、渡らずの橋、川のない橋 名称のルール)
    第4章 「線路」を知る(鉄道の線路名はどうなっているのか 乗り換えの話 全国ナゾの線形めぐり 路線変更には理由がある)
    第5章 鉄路でたどる鉄道史(何のために作った鉄道? 引込線が語る近代史)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 鉄道を好きな人が鉄道のどこに魅力を感じていて、どこに面白さを見出しているのかに興味があったから、個人的な好き嫌いということは置いといて、まず鉄道関連の本を読んでみようと思って本書を手に取った。(この本の他にも鉄道関連の新書を6冊をまとめ買いした。)
    この本は、鉄道そのものではなく、それを支えている線路に光を当てて書かれた本で、普通とは違う視点から鉄道の面白さを教えてくれる。「かっこいいから」とか「貴重だから」じゃ納得できない僕にとっては、なかなか嬉しいアプローチ方法で確かにそういう見方をしたらおもしろいな!と思えた。
    第1章では、「線路の幅」「標識(距離標、勾配標、曲線標)」について。
    第2章では、「峠の登り方(Z型スイッチバック、通貨型スイッチバック、非勾配型スイッチバック、アプト型)」「カーブの曲がり方(カント、スラックなどの工夫)」などの技術面からのアプローチ。
    第3章では、「車窓から見えるもの」について。
    第4章では、「路線名の付けられ方」、「乗り換えの話」、「路線変更の意味」などの「路線」について。
    第5章では、「鉄路でたどる鉄道史」として、何のために鉄道を作ったのか、引込線の歴史的意味などについて書かれている。

  • 路線変更の理由、峠越えの技術、乗り換えの名所、車窓から見る地形。

  • 線路、路線、地図、鉄道史…盛りだくさんな一冊。
    タイトルは言い得て妙。

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著者プロフィール

1959年横浜市生まれ。地図研究家。明治大学文学部ドイツ文学専攻中退。中学生の頃より帝国書院の地図帳を愛読。授業で国土地理院発行の地形図に出会い、地形図マニアになる。現在、(一財)日本地図センター客員研究員、(一財)地図情報センター評議員を務める。『地図マニア 空想の旅』集英社インターナショナル(第2回斎藤茂太賞受賞)、『今尾恵介責任編集 地図と鉄道』洋泉社(第43回交通図書賞受賞)、『地図と鉄道省文書で読む私鉄の歩み』白水社、『日本200年地図』河出書房新社(監修・日本地図学会2019年学会賞受賞)など地図や地形、鉄道に関する著作が多数ある。

「2025年 『地図と読む 日本の街道』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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